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中間テスト

KHSの中間テストが終わった。テストに関して、おおまかなまとめ。おそらく、その年の担当講師や本社(アグラ本校)の方針などによって、細かいところは変化があるかと思われる。

テストの一か月前くらいから、各授業の担当講師が「テスト範囲はここからここまで」などと言い始める。そして、科目にもよるが、おおむね過去問を配布して、授業時間中に解答したり採点したりし始める。なので、テスト前2,3週間ほどは、ほぼ通常授業がストップすることになる。

文学史
文学史には薄いテキストがあって、練習問題のページもある。「テキストの練習問題から出すよ! あと、重要語句も覚えてね!」と度々言われていたので、その通りに準備(要は丸暗記)。出題は、割とサービス問題が多いので(練習問題の1問目とか、別の出題の中に答えがあるとか)、ちょっと気合を入れて暗記すれば問題なし。

オーラル
担当講師が多忙な校長のため、ほぼまともな授業が行われていなかった。テスト1,2週間前に突然シラバスを見ながら、「このお話をググって調べて、自分なりにまとめて、何も見ないで話してみろ」と言い始め、要はそれがテスト対策。
テスト当日は、一人ずつ順番に講師部屋へ行き、テキスト外の小話をその場で音読して質問に回答。リーダーのテキストの任意の詩を暗唱。「ググれ」と言われた物語から一つ選んで概要を喋る。他の学生とペアになって会話。
テキストに載っている詩が覚えにくいタイプで少々苦戦。出だしで、
साथी, हाथ बढ़ाना (友よ、手を差し伸べよう)を
हाथी, साथ बढ़ाना (象さん、一緒に大きくなろう)と言い間違えて自分で笑いが止まらなくなってしまった。

グラマー
これはいわるゆグラマーなので、「女性名詞を複数形にする」とか「適切な後置詞を書く」とか、普通に勉強していればできるのでいちばん負担が少ない。ほんの少しだけ記述が必要な設問があり、पुल्लिंग のスペルがどうしても出てこなかったのが悔やまれる。

ライティング
同義語とか反意語とか、授業でやった小話の要約とか、ちょっとした作文とか。

リーダー
この科目がなかなかの曲者。なぜなら、出題に課題文書の記載などなく、いきなり、「ウサギはどこに住んでいましたか」のような、テキストの本文丸暗記を前提として、設問に答える方式。
果たしてこの方式でヒンディー語の能力を計ることは適切なのか、甚だ疑問だけれど、インド式教育ということなんでしょう。

総じて、「過去問やっとけば大丈夫」なテストでした。正直、「コレ覚えて意味あるのか」というモノも、なくもないのだけど、勉強って、まあ、そういうこともあるものだ。

エッセイ
これは試験とは関係ないのだけれど、1月10日のVishwa Hindi Diwasに向けて、試験期間中にエッセイの提出が求められた。「世界ヒンディー語デー」、世界にヒンディー語を広めよう、という発想の記念日なので外国人留学生は格好の餌食だ。
3つのテーマから1つ選んで書け、ということで、ヤケになってチャットGPTを使ってみた。すると、非常にソツのない、当たり障りのない、嘘くさくてキレイな文章が出来上がってきた。チャットGPTについては、大きな可能性を感じるけれども、さすがに提出はできない感じなので、泣く泣く自作。もしかしたら、自作のネタを提供しつつ、「これを使ってエッセイを書いて」みたいな使い方をすればよかったかな。

テスト終了後は、アフガンレストランへ。

お肉はイスラム系のお店に限ります。

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