本日、6月21日は世界的に国際ヨガの日なのだそうです。6月21日は概ね夏至の日ということにちなみ、インドのモーディ首相の提案により、国連で採択されたそうです。知らなかった。　

日本ではこの日、日本大使館により、築地本願寺で早朝ヨガイベントが開催されました。

築地本願寺は、かつて、「ナマステ・インディア」が開催されていた場所です。イベント規模が大きくなりすぎたためか、その他の事情か、代々木公園で開催されるようになってからは、一般人が参加できるインド関係のイベントで築地本願寺が会場となったことは少ないと思います。
また、1995年には築地駅のある日比谷線沿線でオウム真理教によるテロ事件が発生したこと、ここ数年のコロナによるイベント自粛、いろんなことがあった上での今日、築地本願寺でヨガイベントが開催されたことは感慨深いです。　
最近の方はご存じないかもしれませんが、1995年の件の事件以降、長らく「ヨガ」「（マントラの単語としての）オーム」「インド」などが、タブー、胡散臭いものとして扱われていました。
教室で「オーム」の唱和を自粛したヨガ教室も多いと思います。　
今日、老若男女、日本人にインド人、1000人以上の人が集って「オーム」を唱和できたのは、本当に、時代が変わった…と感じました。
何事も、20〜30年くらいあれば変わるものですね。（何か変えるには20〜30年かかるということでもあるけれど）
築地本願寺から出席されたのは、おそらく副宗務長の方かと思われるが、スピーチの英語がたいへん堪能で驚いた。物産出身の方らしい。ホントに時代は変わる。