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許せなくてもいい。納得するまで怒って、緩むまで待てばいい。

先日、娘の「さつまいもチップス」を食べてしまったんです。
ずーーーっと、テーブルの上にあったから。
多分、この前送られてきた祖母からの荷物に入っていたやつかもな~。
でも、ずーーーとおいてあるし、食べたいし。食べちゃえー。って。

そうしましたら、娘が烈火のごとく怒りまして。
「どうして食べたの?!ねぇねのだったのに!!!」
「許せない!弁償して!!!絶対許さない!!!!」
って、もう、泣きながら金切り声で。

ありゃ~。やっちまったなぁ~。。。と思って、
「ごめんね、ごめん!本当にごめんね!」
と、謝ってみたものの、怒りはおさまらず。
「許さない!明日弁償して買ってきて!!」

うん。なんていうか、逆切れですよ。
逆切れなんだけど、そこまで怒ることですか?これ?っていうか、そんなに食べたかったなら、どうしてずってテーブルにあったの?
というね、大人げない怒りの連鎖反応が起こってしまいまして。

「はいはい。分かりました。似たようなのがあれば買いますよ。
だけど、そんなに大切なものなら、ここに置いておくんじゃない!!!」

という怒り返し。

まぁ、とっても切り替えの早い我が子なので、5分後には普通にご飯食べて、次の日には、「やっぱり弁償しなくていいや!硬かったから。」ってことで終わったのですが。

先ほど、似たような(?)事があって、夫が娘に
「お父さんはもう許さない!もう行かなくていいから!」
って怒って自室にこもったのですが。
わー。娘の「許さない!」はここから来たのかー。という思い。

私は「許さない」って、辛いよなぁ。って思うのです。
「許されない」も辛いけど、「許さない」って、その怒りをずっと持っていることになると思うから。
怒っているとイライラするし、楽しい!って思うことがあっても笑えない。すると、楽しいことが段々無くなっていく。

そもそも、「許さない」って何なんだろう。
大切な人を傷つけられた時にはその感情は沸くかな。
例えば娘や息子をいじめた奴がいたら、私はその子らを許さない!って思うと思う。

だから、多分だけど、彼らは傷ついたんだな。
娘も、「大切なお菓子を食べられてしまって、私の心は傷つきました。だから許せない。許したくないと思っています!」
夫も、「せっかく買ってきたのに全然使ってないじゃないか!俺の愛を受け取らないという事に、俺の心は深く傷ついた。だから許さない!」
という事かな。

他の人にとって見れば(私から見たら)全然傷つくことじゃないと思うよ。ってことでも、本人がそう感じるのなら、仕方ないよね。

許せる日が来るまで、時間という薬が効くまで、待つことにしましょう。。


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