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庭師が教える最強の虫除けアイテムの作り方

 暖かくなってきたこの5月、春から夏に変わるこの時期から「蜂や蚊」が元気に飛び回っていますよね。庭仕事をしていたらできる限り出合いたくない虫たち、これから彼らの行動が活性化して人間的には厳しい季節になってきます。

化学薬品を使用した防虫スプレーや、火を使う蚊取り線香も良いのですが、防虫スプレーや蚊取り線香よりも、自然界にはもっと虫よけ効果のある色の配色パターンがあります。

その防虫効果のある配色アイテムを簡単に作ることができますのでこのnoteで作り方をご紹介しますね。

用意するモノ

黒いボールペン、又は黒の結束バンド、黄色のマーカー、又は黄色のビニールテープ

作り方は超簡単です。

黒色のボールペンを使う場合、約1センチ間隔で黄色の目印を付けるだけ、
以上です。

表題の写真、コレは私の腰道具です。

私は庭師としての腰道具に黒色の結束バンドで作った最強の虫除け対策アイテムをぶら下げています。
黄色の目印を付けるだけ、超簡単です。

皆さんコレ、何に見えますか?

昆虫たちにとってこの黒と黄色の模様はとってもヤバイ模様なのです。

蚊どころか、スズメバチですら近寄って来ません。

なぜなら昆虫界最強のオニヤンマ模様だからです。

防虫対策として「オニヤンマ君」という商品がありますが、昨年などはネットでもほぼ売り切れ状態でした。しかし100円ショップのアイテムだけで実は簡単に作れちゃいます。

黒のボールペン、黄色のマーカーペン、黒色のクリップ、緑色のビーズ、クリアファイルで作ったオニヤンマが👇コレです。

ボールペンバージョンと結束バンドバージョンの虫除けオニヤンマ

ぶっちゃけ羽や目玉、足は必要ありません!!

ボールペンや結束バンドの「胴体」さえあれば、
この黒に黄色の配色パターンの目印だけで本当に充分なんです。
蚊すら近寄って来ません。

自然界では蜂や蜘蛛、トラ、ウミヘビ、毒カエル
人間用の人工物では注意を促す看板などなど、
黒と黄色を利用した忌避、忌嫌、忌色の配色パターンがありますが、

昆虫界では断トツ最強なのがボールペンサイズのオニヤンマですので、
黄色と黒のオオスズメバチですら自分よりも大きな黒と黄色のオニヤンマには戦いを挑みません。

スズメバチ的には「あいつ俺よりヤバい奴やんけ!」ってなるわけです。

横浜市内や逗子・葉山・鎌倉市内でも趣味で養蜂をされていて自家製蜂蜜を楽しんでいる方が居るのですが、スズメバチはミツバチの巣を襲撃しに来ます。ミツバチの幼虫を餌として持って帰るのですね。気が付けば昨年は全滅してたって言ってましたので、私が作った最強ボールペンをプレゼント♪

ミツバチの巣箱の近くにぶら下げているだけで完璧な用心棒としての役目を果たしておりました。

だからマジでスズメバチは近寄って来ません。近寄ってこないので刺されないのです。

私も腰にぶら下げた黄色目印の黒の結束バンド(巨大なジョロウグモの脚風仕様)だけで昨年の夏はまったくもって虫こなーずで、一回も蚊に刺されず、蜂の攻撃も受けませんでした。

ちなみにオニヤンマの空を飛ぶ飛行速度は時速70~80キロで、
獲物を捕らえる為の初動速度は時速100キロ越え、

つまり、虫たちにとって20メートル以内、10メートル以内に近ずくという事は、自分自身が餌として逃げられない状況になる。

だからヤバい奴に自ら近づいてこないので、羽や目玉の様な小さなものまで作る必要は無く、遠くから認識できる黒と黄色の配色パターンだけで防虫効果は充分なのです。

家のベランダにクリップで停めておくだけで網戸要らず、
ちなみに餌を探している鳥たちが「何かおる!」って思ってたまに来ます。

虫が嫌いでも家庭菜園やガーデニングを楽しみたい皆様、是非一度お試あれ


今年のゴールデンウィークからこっそりnoteを再開しております。『昔の名前で呼ばないで!』という事でお願い致しますね。とりあえず元気に生きていますのでご安心ください♪ noteを始めたのは今から遡る事10年前、そう、あの時は私もいろいろありまして、すまん、140文字以内では語りつ