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KURUMICCO WALK Vol.11-①「💠あじさいの街鎌倉💠」

第11回は、紫陽花が見頃を迎えた今の時期の鎌倉をご紹介いたします!
(本記事の掲載内容は2023年6月時点のものです)

KURUMICOO WALK  Vol.11 MAP
八幡宮前本店から「いってきます!」

鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗り、長谷駅で下車します。
これからたくさん歩くので、まずは「長谷つくし公園」に寄って「クルミッ子」をチャージ!長谷駅から歩いて10分の閑静な住宅街の中にあり、滑り台とブランコだけのシンプルな公園ですが、とてもきれいに手入れされており、地域の方で大事にされているのが伝わります。

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「長谷つくし公園」
所在地:神奈川県鎌倉市長谷1-11
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長谷駅から極楽寺へ向かう道をまっすぐ歩いていくと、赤いレトロなポストが目印の老舗和菓子屋さんがあります。ポストのそばには紫陽花が咲いており、「あじさいポスト」と呼ばれ親しまれているようです。今回ご紹介するのは、坂ノ下にある「力餅家(ちからもちや)」さん。

「あじさいポスト」

店内のショーケースには箱入りからばら売りまで、和菓子がずらりと並んでいます。

力餅家

なかでも人気なのは、大暖簾にもある「力餅」。お餅と求肥の2種類ありますが、今回は「お餅力餅」をいただきました。無添加のため、消費期限は当日中!鎌倉土産の定番として、地元の方はもちろん、遠方から買いに来る方もいらっしゃいます。

「お餅力餅」

もう一つは、神奈川県指定銘菓にも選ばれた「源氏山」という、バターを練りこんだ生地で黒ゴマ餡をくるんだ和洋菓子。こちらは日持ちもするので、贈答用におすすめです。

「源氏山」

地名が入った商品も多いため、接客時には鎌倉の良さや名所も説明しているとのこと。「お菓子をきっかけに鎌倉を知っていただけたら嬉しい」とおっしゃっていました。

創業300年以上という長い歴史で大切にされていることについて、9代目店主の奥様安齊さんは「かわらずやり続けること」とおっしゃいます。お餅とあんこのシンプルなお菓子ですが、「いつ食べてもやっぱりおいしいわね」と言ってもらえることがやりがいとのこと。

昔修学旅行で来た方が、大人になり、もう一回食べたくて来てくれたことがあったそうです。また、コロナ禍でも地元の方が入れ代わり立ち代わり来てくれたこともあり、「地元の方が一番大事。地元の方抜きでは語れない」とおっしゃっていたのが印象的でした。

1つのお菓子屋さんを通して、長い年月をかけた地域の結びつきを感じることができました。

力餅家さんのお菓子たち

[店舗情報]
店舗名:力餅家(ちからもちや)
所在地:神奈川県鎌倉市坂ノ下18-18
公式サイト:https://www.chikaramochiya.com/

Vol.11-②もお楽しみに✨
次回も極楽寺方面に向かって歩きます🚶‍♀️