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Avatar: The Way of Water レビュー

映画通の知人から、公開後すぐ大画面、できればIMAXではなく4DXこそmustと言われながら、タイミングを逸して、このたび開始されたDisney +配信にて、ようやく2022年世界興行成績1位の同作を、前作とあわせて一気観。実は当初、最新作をぼんやり観始めたのだが、ほとんど前作の内容を覚えていないことに慌てて、まずは前作、そして本作という鑑賞になった。
オマージュともなっているスターウォーズの様になにやらこの先何作も続くらしく構想長大。ストーリーは環境問題と人間の我欲という二項対立が基本でややステレオタイプながら、家族愛や聖なる存在への崇敬なども混交し、納得の展開である。映像美、SFX度は当然だが、話としても胸熱くなるエピソードパートも散見し長尺が苦にはならなかった。
デヴィット・リーンが自己の映画史の初発にある者にとって、スペクタクル映画がついにロケなしかと思い複雑でならないが、舞台となるPandoraの世界観は、宮崎駿風で素晴らしい。これすべてスタジオ撮影、デスクワークということに驚愕させられるが、ある意味映画らしい映画ではある。知人の薦めを素直に聞いて映画館、4DXで観るべきだった。

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