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金木犀の花がようやく咲き始めました

長い長い夏が終わり、一気に晩秋になりました。つい10日ほど前には暖房なんて考えられなかったのがうそのよう。この急激な季節の変化に植物たちも戸惑っているのか、初夏に咲き始めたサルスベリがまだ少し咲いている一方で、キンモクセイはいっこうに咲きません。ようく見ると蕾はあるようですが。

野菜たちはというと、夏の間、暑さで枯れるということはなかったけれど、ズッキーニもミニトマトも果実はうまく育ちませんでした。後者は今になって思い出したように小さな実をつけています。これから大きく赤くなれるでしょうか。楽しみにしていた地元の農家さんのかぼちゃも手に入りそうにありません。

この夏の厳しい暑さをものともせず、おいしくすくすく育ってくれたのはバジルさん。朝日でも西日でも、地面でもプランターでも、外より暑いサンルームでも、我が道を行くっといった具合に育ってくれました。場所によって葉の形や大きさ、硬さに違いはありますが、問題なくおいしいです。香りはやはり外で育てたものが強いように感じます。

と、ここまで書いて数日経った昨日、少し離れたところでもそれと分かる香りがして、見上げれば小さなかわいいキンモクセイの花が咲いていました。

開花2日目の金木犀

そばではサザンカの花も咲いています。キンモクセイは秋、晩秋からサザンカというイメージでしたが、今年はほぼ同時です。地球温暖化、地球沸騰化の時代には、植物の育ち方、花の咲き方もどんどん変わっていってしまうのでしょうか。

ともあれ、元気に咲いてくれて、甘くていい香りもいつもどおりです。ありがたい、ありがたい。

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