怪談の季節、夏!「かいだんおおいわ」のお話〜!
ついに夏本番ですね!
怪談話が似合う季節になりました!
そして、怪談話と言えば「おいわさん」ですよね〜!一枚、二枚ってお皿の数を数えているイメージですよね〜!
そこで、本日は、「かいだんおおいわ」のお話をさせていただきます!
昔々、旅人がいました。夜になったので泊まらせてくれる家を探していると、一軒、明かりの点いた家を見つけました。中に入るとおばあさんが一人いて、わけを話し泊めてくれることになりました。
旅人は1階の襖で仕切られた部屋で寝ることとなりました。疲れていたのですぐに眠りにつきました。
しかし、夜中に「シュッ、シュッ、シュッ」という音で目が覚めました。
何の音だろうと不思議に思った旅人は、襖から外を見ました。そうしたところ、おばあさんがこちらに背を向け、包丁を研いでいました。
怖くなった旅人は、寝ていた部屋を飛び出しました。そして、階段を駆け上がりました。
それに気づいたおばあさんが、包丁を片手に持って追いかけてきます。旅人は階段を走って登ります。おばあさんが追いかけてきます。旅人は必死です。
しかし、いつになっても何段階段を登っても、2階に着きません。
そこで、旅人が一言。階段、多いわ!!!
以上、「かいだんおおいわ」のお話でした!
良い夏をお過ごしください〜!
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