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詩作とは?詩作の3つのメリット、方法についても考察。

「詩作とは、何か?」

「詩作をするメリットって、あるの?」

「詩作を行うための方法を訊きたい」

これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。

僕は、詩作に関することを、10年くらい続けてきました。

自由律俳句っぽいものを作ったり、詩のブログを運営したり、詩のコミュニティに所属したり。詩の賞やコンテストに挑んだり、まあ、色々です。

そんな僕なんですけど、今回、詩作とは何かについて、考えてみました。

僕は、プロの詩人というわけではありません。ただ、詩について真剣に、ある程度の年数をかけて、考え続けてきた経緯があります。

そして、ネット上に詩作に関する記事を書くことによって、詩に興味を持つ、あるいは、詩をもっと好きになる人が増えると思い、今回の行為に至りました。

詩作とは、シンプルな形態でありつつ、とても奥が深いものと認識しています。

少し信頼できない箇所はあるかもしれませんが、参考程度にして、日常を生きる際の力になれれば、ライターとしてうれしく思います。

それでは、始めていきましょう。

詩作とは?

まず、詩作とは、なんでしょう。

僕の実体験から、ちょっと意見を述べてみます。

詩作をすると、自分の好きなものや大切な気持ちが言語化されます。

ということは、自分の個性や自分の哲学が、なんとなく分かってくる、ということですよね。後から見返せば、客観的に自分の気持ちを理解できます。

この実体験で、何を言いたいかというと、詩作とは、自分を見つけるための思索ではないか、ということです(ダジャレじゃないです、たぶん)。

例えば、普通に生きる、ということも、詩作だと、僕は思います。

なぜなら、生きている限り、人は自分の気持ちを表現し、他者と交流し、ほんとうの自分に気づいていくからです。

その点からも、詩作とは、自分を見つけるための思索と言えます。

抽象的な気持ちを、手軽に言語化できる詩作は、身近な生きることと密接につながっているように、僕は感じます。

詩作の3つのメリット

それでは、詩作のメリットとして、以下の3つを挙げておきます。

  1. 頭のもやもやがスッキリする

  2. 仲間とつながる

  3. 世界を独自の視点で眺められる

順番に、解説していきますね。

その1:頭のもやもやがスッキリする

詩作のメリットその1は、頭のもやもやがスッキリする、ということです。

言語化というのは、そもそも、頭のもやもやをスッキリさせるのに、効果的なものですよね。

例えば、身近な人に「今、自分はこういうところにいてね、遭難しているんですよ~」「そうなんですか~」みたいなね、自分のもやもやを言語化して、スッキリさせる感じです。

これが、例えば詩になると、訳のわからない言葉とともに、やや狂気を感じさせるかもしれません。で、「遭難ですか~」という(笑)。

もちろん、詩は、圧倒するものだけではない、と思っています。

詩作を通じて、自分の切実なものを表現し、それが音楽となる時、頭のもやもやはスッキリする可能性が、充分ある、と思うのです。

その2:仲間とつながる

詩作のメリットその2は、仲間とつながる、ということです。

詩作をする、ということは、やはり、読み手がいる、ということです。

書き手と読み手がいることによって、作品が完成するみたいな話を、どこかから聞いたような気もします(たぶん、ちゃんとした人が言っていた)。

例えば、ここnoteで詩作をすれば、仲間とつながるのでしょう。

仲間とつながることによって、じゃあ今度は、コンテストに投稿してみようか、雑誌に投稿してみようか、いざ賞タイム!とか、色々なことにつながって、趣味としてやる分にはいいのかな、と思います。

そのように、仲間とつながり、盛り上がることによって、詩作のメリットはある、と考えられます。

その3:世界を独自の視点で眺められる

詩作のメリットその3は、世界を独自の視点で眺められる、ということです。

ここは、意外と重要な見出しではないかな、と個人的に思っています。

詩作とは、なにか。

皆さん、詩作をしているなら、考えたことは1回くらいあるかもしれません。

僕は、詩作とは、世界に色塗りをすることだと思うのです。

例えば、大人の塗り絵とか、ありますよね。

大人の塗り絵は、モノクロな絵に、個々人がいいと思う色を塗り分けていきます。

そうすることによって、独自の世界観ができあがるのではないかな、と思います(実際に、それほどしたことないから、あいまいな言い方にはなりますが)。

これは、詩作と同じ、と思うのです。

詩作は、世界というモノクロな絵に、様々な言葉という色を付けていく作業とも言えるかもしれません。

そうすることによって、世界に対し、独自の見方・認知が形成され、独自の価値観などが生まれる、と僕は思います。

なので、詩作は、慎重に行って色塗りした方が、世界に対して、やさしいまなざしになれる、と思います。

もちろん、今の世界の見え方がイヤなら、詩作を通じて上書きもできる、と思います。まあ、そこは、ご自由にお願いします。

詩作への3つのステップ

ここでは、詩作を続けて趣味的なものにするために、3つのステップをご紹介します。

  1. 詩作に型はない

  2. 自分なりの詩作の型

  3. 詩作を続けるには?

順番に、解説していきます。

ステップ1:詩作に型はない

詩作へのステップその1は、詩作に型はない、ということです。

なぜ、ここでそのようなことを言うかというと、皆さんの詩に対する認知を、少し修正したいからです。

教科書で、詩の作り方とかを学ぶかもしれませんが、詩は、テクニックではない、と思います。

詩は、テクニックではなく、その人の気持ちに宿るのではないでしょうか。

気持ちや感情とは、複雑なものだと思います。

自分の気持ちが高ぶった時、あるいは高ぶらせた時に詩を言語化することによって、複雑な言葉の連なりができあがる。それが、詩ではないかな、と思います(もちろん、詩は自由なものですから、様々な詩があってよいと思いますけども)。

つまり、型というより、岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」のイメージが近いかもしれません。

俳句という型の文芸もあるかもしれませんが、詩を型にはめて考えすぎると、人間の感情の自由度が下がるのではないかな、と思います。

つまり、何回も「つまり」を言うて申し訳ないですけど、この見出しで何を言いたいのかというと、詩をあまりむずかしく考えすぎなくてもいいっすよ、ということです。

ステップ2:自分なりの詩作の型

詩作へのステップその2は、自分なりの詩作の型を作る、ということです。

先ほどの見出しで、詩作に型はなくて、自由ということを、一応確認しました。

じゃあ、次はどうするの? 自分の型を作りましょう。

これに関しては、過去の詩作に携わった人たちの形式を参考にしてもよい、と思います。

たぶん、ウィキぺディアとか見たら、詩の形式がずらりと並んでる、と思います。

それ以外にも、「先ほどの」と何回も言ってすみませぬが、自分の感情を常に満たすように意識し、ふと「書けるかも」と思った時に詩を書き、書き続けることによって、自分の型ってこれかな?と思うものが、できあがる可能性もあります。

「書けるかも」に関して言っておくと、これは、詩人あるあるかもしれませんね。

詩人は、通常の詩作状態と「書けるかも」状態がある、と思います。

で、この見出しで言いたいことは、外の世界(詩の型の歴史とか日常の風景)を参考にして詩の型を作る方法と内の世界を表現し続けることによって、詩の型を作る方法が、おそらくありますよ、ということです。

ステップ3:詩作を続けるには?

詩作へのステップその3は、詩作を続ける、ということです。

詩作を本格的にするには、習慣にするのが、一番手っ取り早いと思います。

とりあえず、詩作の習慣化をシンプルに言うと

毎日、書く。

これに尽きる、と思います。

ただ、これだけだと具体性がないので、あえて具体的に言いますと、

毎日、スキマ時間に、詩作する。

そのために、部屋の壁やカレンダーに「詩作をする」などと書いておくと、書きやすくなる、と思います。

やる気については、作業興奮という考え方があります。

なので、とりあえず、スモールステップで動きましょう。動いている内に、詩作をするやる気が出てくる、と思います。

これをしばらく、無意識に詩作を始めたくなるくらい続けて習慣にすれば、詩作が趣味となったり、ビジネスなどにも活かせることがあるのではないかな、と思います。

それでは、今回の記事を、まとめますね。

おわりに~詩作によって、解放される自分~

今回の記事は、以下のようなことについて、紹介してきました↓

詩作とは?

→自分を見つけるための思索?

詩作のメリット

  1. 頭のもやもやスッキリ

  2. 仲間ができる

  3. 世界を独自の見方

詩作へのステップ

  1. 詩作に型なし

  2. 自分なりの詩作の型

  3. 詩作を続ける

詩作は、楽しいものです。

ただ、やりたい人だけやればいい、と思いますよ。

大体、生きているだけで皆、詩作、もしくは思索し、自分の人生を表現し続けているはずですから。

詩作とは、ある意味、複雑な気持ちやできれば美しい気持ちの言語化されたものであれ。

本記事が、詩作によって日常を豊かにする一助となる考え方であれば、ライターであるかめれもんとしては、うれしく思います。


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ここまで、記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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次回も、それなりによい記事を書けますよう、楽しんで生きていきます。

それでは、また機会があれば、お会いしましょう。

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