見出し画像

もうみんな、N高でいいんじゃね?!

おはようございます。
九州で代書屋をしています、
一般ピープルの、かめいです。

テレビ東京のカンブリア宮殿で、「N高」のことを取り上げてました。

https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2023/1116/

「N高」とは、N高等学校のことで、株式会社KADOKAWAと、株式会社ドワンゴが設立した通信制の高校です。

私は、N高の存在自体は知ってましたが、インターネットを活用した高校ぐらいのイメージしかなくて、今回のカンブリア宮殿を見て、N高の活動内容をしりました。

まず最初に、カンブリア宮殿を見終わっての、N高についての感想ですが、
「もう、日本の高校は、N高だけで、いいんじゃね!」
というものでした。

その理由は、いくつかありますが、一番は、N高に通ってい高校生たちが、
全員、いきいきとしていたということです。
私の持っていた通信制高校のイメージは、通常の全日制の高校になじめなかったり、何か問題をもっているような子が通うところなのかなと思ってました。
しかし、番組に登場した高校生たちは、全員がいきいきとしてて、
すごく、楽しそうにしていました。

N高の特徴としては、個人のすきなことを伸ばすという教育方針のようで、
好きなことを好きなだけ、取り組んでもらうことに重点をおいているようです。
自分が好きなことに、しっかりと取り組める、このことが、
生徒がいきいきとしていることに、繋がっていると思いました。

あと、基本、授業はインターネットでの受講となっていました。
私がいいなと思ったのは、インターネットで行われる授業は、
すでにコンテンツとして作成されているものですので、
N高の生徒は、自分に好きなタイミングで、ネットで受講ができます。
また、ネット受講の利点として、自分のペースで受講できると
いうことと、わからない箇所は、何度でも、見直せるということです。

普通の高校の授業は、先生が前にたって、授業をしますが、
「先生、そこの箇所が、よくわからなかったので、もう一度、
話してもらっていいですか」
とは、生徒側からは、言いずらいと思います。
しかし、ネットなら、そんな気遣いは不要ですので、何度でも、
見ることができます。
自分がわかるようになるまで、何度でも、気兼ねなく、
授業をうけることができるメリットは、かなり強いと思います。

あと、N高は、KADOKAWAが設立した学校なので、
KADOKAWAが持っている、コンテンツや、ノウハウも
使うことが可能です、
N高では、現在、2万以上の、コンテンツを生徒に提供しているとの
ことです。
自分が、何をしたいのか、何に興味を持っているのかを、
みつける機会の提供が、できていると思います。

番組では、通信制高校でありながら、部活も積極的に
行っているようで、「投資部」では、
村上ファンドで有名な、村上さんから、実際に、部員の一人一人が、
20万円の出資を受けて、実際の株式市場での投資を行っていることなども
紹介されていました。

N高の校長が言われていたのは、
教育の目的は、生徒を世の中に送りだして自立させること、
そのためのスキル、武器をいかに与えてやるか、
生徒が世の中に出て、何を自分の武器にすべきかを、わからせてやりたい
つまり
「教育の目的は、社会で戦う武器を与えること」
とのことでした。

N高は、KADOKAWAと、ドワンゴが作った高校なので、
何か最先端のネット環境や、コンテンツを駆使した高校というような
イメージだと、思われがちですが、
私たちが日常でも使える程度のネット環境を使っているようですし、
最先端のことをしているようなイメージはありませんでした。

それよりも、教育目的である、
「生徒に、社会で戦う武器を与えること」
のために、ネットを用いて、極力、生徒たちが、自分たちが好きなことに
全力で取り組むことができる環境を提供・整備している高校なんだなという
認識を持ちました。

N高は、入学試験がなく、中学校を卒業していることだけが、N高への
入学条件となっています。

基本、中学校を卒業している者であれば、ある程度は、自分のことは、
自分で考えられるようになっている年齢だと思います。
それこそ、少し前の世代は、中学校を出たら、就職する人が、
大多数だった時代もあります。

N高の校長が、入学試験を行わない理由として、入学試験というのは、
「総合的な学力」を確認するものだけど、学力は、その人の一面の評価でしかない、
他にも、得意なこと、好きなことがあるのであれば、それを伸ばせるような
教育を行いたいと、言われてました。

各々の、高校生が、若いうちに、自分の武器を獲得し、その武器を使って社会の中で生活していくことができるようになれば、それは、日本全体にとっても、すごくいいことだと思います。

今の時代、みんなが、同じ時間に学校に登校して、みんなで同じ場所時間に、同じ授業をうける、同じ試験で、画一的な評価をうける。

インターネットがない時代なら、これもありだったように思いますが、
今は、インターネットがあります。

各々が、自分のペースで、自分の好きなことに全力で取り組むことができる
高校であるなら、この方が、高校生にとっても、私はいいのかなと、私は
思います。

ですので、結論として、
日本の高校は、

「もうみんな、N高でいいんじゃね?」

となりました。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?