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国会が、いつ、開店しているぐらいは、覚えておこう

おはようございます。
九州で代書屋をしています、一般ピープルの、かめいです。

ニュースで、上川外務大臣が、ブルネイ、ベトナム、ラオス及びタイなどを
訪問しているニュースみて、今、日本にいないんだと、思ったのと、
『あれっ、秋になったのに、秋の臨時国会が、開かれていないのかな?』
と思いました。

衆議院のホームページを見たら、
『第211回国会(常会)は、令和5年6月21日に終了いたしました。』と記載があり、まだ、臨時会が開かれていませんでした。

国会が開かれていないから、大臣とかが、外交で、世界のあちこちに
いっているというわけです。
国会が開かれているうちは、大臣も基本、議員さんなので、
国会に出席しないといけませんから。

では、国会は、一年のうち、いつ、開かれているのか、つまり、
国会は、いつ開店しているのかを、確認してみます。
あっ、それと、国会という時は、衆議院と参議院を合わせたことを言っています。

まず、国会は、一年の中で、ずっと、開店しているわかではありません。

衆議院のホームページに、『国会の召集と会期』について、
詳しい図が、掲載されています。非常にわかりやすです。

まず、毎年、1月になったら、「常会」と言われる国会が開かれます。
一般的には、通常国会と言われているものです。
毎年、だいたい、1月20日の前後あたりに、通常国会が、オープンします。
で、通常国会で、国会がオープンしている日数は、150日と決まっています。これは、平日のみの150日でなく、国会がオープンした日から、土日も含んだその150日後までになります。
ですので、通常国会が閉店するのは、おおよそ5か月後の、毎年、6月になります。

国会には、通常国会と、臨時会といものがあります。正確には、特別会という、衆議院が解散され、その後に開店するものもありますが、ここでは、おいときます。

ルール上は、通常国会は毎年開かなくてはいけまんが、臨時会は、その名前の通り、「臨時」の国会ですので、「臨時」のことがなければ、オープンしなくても大丈夫です。
臨時会のオープンには、内閣が「オープンしたいから、開店する」か
国会の議員の四分の一が、「臨時会を開店しろ!」といった場合に、行われます。

現在の衆議院の議員数は、462人、参議院は、246人で、合計 708人います。この四分の一は、177人なので、177人以上が、
「臨時会を開店しろ!」と
いえば、臨時会は、開店します。

ここで、現在の与党である、自民党と公明党の議員数は、
衆議院 294人、参議院 144人 合計438人となっています。
国会の議員数は、708人なので、与党以外の議員数は、270人です。

ですので、与党以外の議員、つまり、野党国会の議員で、四分の一以上ありますので、野党が団結して、「臨時会を開店しろ!」といえば、臨時会は、行うことができます。

でも、秋になっても、与党も、野党も、臨時会を開店しないのは、
国会で、急ぎで、しなくちゃいけないことが、ないからと、議員さんたちが
判断しているかもしれません。

日本の国家権力は、三権分立の制度を取っており、国会はそのうち、立法の役割をになっています。
立法とは、法律を作ることですが、この法律は、国会が開店している時でないと、作ることができません。
そして、実は、国会では、年間を通じて、かなりたくさんの法律を作っています。
ちなにに、今年の通常国会では、改正された法律も含めて、72の法律が
作られています。けっこう、多いです。

日本の制度は、基本、法律によって行われていますから、日々の生活のことから、外交、防衛に関することまで、いろいろな事項を決めていかないといけません。なので、そのために、法律を作ったり、改正したりしています。

このことから、国会が開かれていない、つまり、開店していない時は、
法律を作ったり、改正したりといったことが、行われていないし、このことが、できない時なんだな、
というぐらいの、感覚は、もっといてもいいかと思います。

それでは。

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