ウズベキスタン旅記録 #1:ウズベキスタンへ
2019年の10月末。
もはや秋だろうというタイミングで夏季休暇を取得し、10日間のウズベキスタン旅へ行くことにした。
きっかけは6月に放送していた「世界ふしぎ発見!」のウズベキスタン回。
サマルカンドのレギスタン広場の景色を見た時に、「あ、ここ昔行ってみたいと思ったところだ!」ということを急に思い出したのだ。
ウズベキスタンに向かうまで
「休暇でウズベキスタンに行くわ」と家族に伝えると、三者三様に不安そうな反応を示した。馴染みのない国だし、「スタン」というと危険な地域を連想するらしい。
反応は予想できたので、ウズベキスタンに行った人たち(特に女性)の旅行記を共有したり、世界ふしぎ発見の話をすることで理解を得た。
ありがとう先人と世界ふしぎ発見…!
その後ウズベキスタンの情報を得るために日々ブログやTwitterを検索をしていたが、一年前の情報ですら既に古くなっており、アップデートの頻度が高いなというのは行く前から感じていた。
旅程は首都タシケントからウズベキスタンに入り、空路+陸路でヒヴァへ向かった後、ブハラ→サマルカンド→タシケントを巡る順番にした。
韓国経由でタシケントへ
悪名高きeDreamsで予約した便は、成田空港ではなぜかウズベキスタン航空に正常にチェックインできず、「仁川空港でがんばってください(意訳)」的な応援をされながらスタートした。
前日まで根詰めて仕事しまくってたせいか気分の切り替えがうまくいかず、「本当に今からウズベキスタンに行くの?」という気持ちと、「下手したら韓国止まりで終了じゃん?」という気持ちがグルグルしながら離陸したものの、仁川空港のトランスファーデスクであっさりウズベキスタン行きのチケットは発券された。
タシケント行きの飛行機に乗り込むと、早くも乗客の雰囲気からウズベキスタンを感じ始めた。
ウズベキスタン航空の軽食と機内食。
あまりお腹が空いておらず完食できなかったが、ピンク色のババロアのようなスイーツは美味しかった。
ドリンクにお茶があるのもウズベキスタンらしい。
タシケントに無事着陸すると、機内では拍手が湧いた。
思い返すと、「着陸時に拍手が湧く」現象を初めて体験したのはこの時だったかもしれない。
3回目のチェックイン
タシケント空港に着いてほっとしたのも束の間、第一ミッションの「両替」が待ち構えていた。
事前にTwitterで調べて把握してたところでは、ここでは両替できる上限額が決まっているらしい。
MAXは3万円と言っている人がいたので同じにしたが、「日数に対して多すぎる」との理由で2万にされてしまった。。
お土産いっぱい買いたいのに〜。
そして空港を出ると待ち構えているのが、タクシーのキャッチの嵐。時間は深夜2時過ぎだというのに!
ここも事前情報をふまえ、流しではなく「Yandex taxi」アプリを使うことで回避した。
とはいえ配車タクシーが来るまでの間は「Yandexは問題がある!」「こっちに乗りなよ!」と、深夜とは思えぬテンションでとにかくしつこかった…。
タクシーで向かったのは、同じタシケント空港の第3ターミナル。国内線はこちらから乗る必要があり、国際線ターミナルからは少し離れているのだ。
この旅はじまって3回目のチェックインを済ませ、ウルゲンチ行きの飛行機を待った。
ところでここのアナウンス時に流れるSE音がめちゃくちゃ「昔のwindowsの起動音」にそっくりだった。緑のなだらかな丘が脳裏に浮かぶ。
ウルゲンチへ
今回は複数の都市を巡る計画にしたため、まずはウズベキスタン西部にある都市・ヒヴァに向かう必要があった。
しかしタシケントからヒヴァへ直行する航空便はないため、まずはヒヴァに近いウルゲンチ国際空港まで向かう必要がある。
タシケントからウルゲンチへは1時間弱のフライトだったが、既に真夜中を通り越して朝の移動ということもあり、寝てすごした。
一番後ろの席だったし、なんなら座席がとてもフカフカだったのを覚えている。短くも快適に眠ることができた。
再びの拍手に包まれながらウルゲンチに着くと、ちょうど日が登り始めていた。
滑走路から見る地平線と日の出も、なかなか良いものである。
ウルゲンチ空港は、滑走路から徒歩で空港に向かうスタイルだった。朝日がきれいだなぁ思いつつ、ぼんやりとした頭で空港へ向かう。
空港を出ると、宿泊先のホテルで手配してもらった送迎車が来ていた。
ヒヴァへはここから車で更に30分程かかる。
改めて全然知らない土地に来てしまったなぁと思いつつ、車の中から朝日を見ながらヒヴァへ向かった。
つづく
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