ゲイの挨拶
「久しぶり!
元気?
彼氏できた?」
これが鉄板である。先々週あっていて、「できてない」と聞いていても、また聞いてしまう。
まぁそれ位彼氏と出会うことは大変なことなのだ。
出会う方法はIT革命が起きて、爆発的に広がっているのだが、できない。
まぁ見た目(顔、体型)が好みかどうかから始まる。
タイプが見つかると、今度は相手の人柄が気に成る。
この第二面接で大抵落ちる。
フィーリングがあって、体型や顔が好みの人ってなかなか居ないのだ。
しかし、同時に稲妻見たいな運命の出会いが起こる可能性もある。
とあるゲイのモデルは、交差点ですれ違って、気になって振り向いたら、相手も振り向いていて恋人になった、なんてまさに運命的な出会いをしたらしい。憧れるよね。
恋に焦がれる乙女がゲイの実態。
実は僕も香港の九竜半島付け根のバカでかい公園を夏休みのお昼前灼熱の太陽の下、歩いていてすれ違ってお互いに振り返った相手と、トイレでしたことがあるけど、まぁそれだけ、出しただけ。運命といえば運命。
運命的に出会った人が、彼氏持ちだったり、僕のことを気に入ってくれるかは、また別の問題だから、可能性は天文学的に低くなる。
だから今夜もゲイバーで、ラインで、電話で「彼氏できた?」といつもの挨拶で会話を始めるのだ。
中島みゆきの糸は10万回聞いた。
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