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【フィンランド在留許可】申請してから在留許可カードを受け取るまで

こんにちは。
先日、フィンランドに長期間滞在するにあたって必要な「在留許可カード」が自宅に届きました。
そこで今回は、在留許可を申請してから在留許可カードを受け取るまでの流れをまとめます。

この記事を読むと、

  • フィンランドの在留許可申請の流れ

  • 在留許可カードが自宅に届くまでの期間

などが分かります!

この記事は、私がフィンランドの在留許可を申請した2024年4月の出来事をまとめたものです。
在留許可に関する最新情報は、EnterFinlandや、フィンランド大使館のホームページ等で確認できるので、申請の際はじっくりとお読みください。

EnterFinlandのページはこちらから

フィンランド大使館ホームページはこちらから

それでは、どうぞ!


在留許可申請の流れ

筆者が在留許可を申請した際の、おおまかな手順をまとめました。

  1. Enterfinlandで必要書類を提出する

  2. Enterfinlandで申請料を支払う

  3. フィンランド大使館に予約のメールを送り、面接を受ける

  4. 在留許可カードが自宅に届く

この流れに沿って説明しますね!

1. Enterfinlandで必要書類を提出する

まず初めに行うことは、Enterfinlandのポータルにログインし、必要書類をアップロードすることです。
実際にどの書類が必要かは、EnterFinlandのこちらのページでチェックできます。

かめが申請したときの必要書類

私の場合は、以下の書類をアップロードする必要がありました。

  • パスポート

  • 入学許可証

  • 学費納付レシート

  • 保険加入証明書

  • 銀行残高証明書

  • 収入源証明書(Origin of funds)

順を追って説明します!

・パスポート

まず初めに用意したものはこちら。

パスポートは、フィンランドに滞在している間有効なのかを確認します。滞在期間中に有効期間が切れる場合は、現地で更新することができます

通常は、パスポートの有効期限が一年未満で切れる場合しか更新できませんが、一年以上残っている場合でも更新できることがあります。

私はできませんでしたが……。

・入学許可証

次に用意したものは、大学の入学許可証、いわゆるAcceptance Letterといわれるものです。合格したとき、大学から送られてくるメールに添付されていたので、そのPDFを提出しました。

・学費納付レシート

入学許可証を受け取って大学の授業料を支払うと、領収書がメールで送られてきます。その書類もダウンロードして、Enterfinlandのポータルにアップロードしました。

・保険加入証明書

また、フィンランドの在留許可を申請する際は保険への加入が必須です。
しかも、保険ならどれでもいいという訳ではなく、負担額や免責金額などの指定があります。

筆者は特にこだわりがなかったので、Enterfinlandの方でおすすめされていた保険会社の保険を申し込みました。
その後、保険会社の会員ページからビザ申請用の保険加入証明書をダウンロードしました。

Enterfinlandに保険加入証明書をアップロードする際、記入する保険加入証明書の有効期間を、大学の在籍期間と合わせる必要があるようです。
筆者はそれを知らず、大使館で面接官に直してもらいました……。

・銀行残高証明書

次に用意した書類は、フィンランドで暮らすための生活費があることを証明する銀行残高証明書です。
私は地元の銀行で銀行残高証明書を発行し、そのコピーを提出しました。

ちなみに、Enterfinlandのページには

銀行残高証明書には、過去3カ月の取引明細を記載する必要がある

と書いてあります。しかし、私の場合は取引明細書なしでも審査が通りました。

・収入証明書(Origin of funds)

銀行残高証明書に加え、そのお金がどこから来たのかを証明する書類を発行しましょう。私の場合は親が費用を負担してくれたため、源泉徴収票をダウンロードしました。

資金源を証明する書類には、公式な翻訳が必要です。

筆者は、多くの方が利用されているトランスゲートさんという翻訳会社に翻訳を依頼し、翻訳した書類とその電子データを納品してもらいました。

入金してから約1週間で翻訳書類が届き、とてもスピーディな対応でした!

Enterfinlandのポータルには、電子データと原本のPDFを提出しました。

2. Enterfinlandで申請料を支払う

書類を全てアップロードした後は、申請料を支払います。
料金は、Enterfinlandのポータルか、大使館で支払うことができます。
私はポータル上で料金を支払いました。

申請料を支払った後でも、Send additional informationの欄に追加書類を提出できます。

筆者も申請料を支払った後に追加書類を添付しましたが、きちんと受理されました。

3. フィンランド大使館に予約のメールを送り、面接を受ける

さて、もうひと踏ん張り……!

本人手続きのために、フィンランド大使館に面接の予約を入れます。

その後、予約日にフィンランド大使館へ向かい、面接を受けました。
私は、予約した時間の10分前に着きましたが、大使館の方は快く受け入れてくれました。

持ち物

大使館に持って行った物は以下のとおりです。

  • パスポート

  • EnterFinlandにアップロードした全ての書類の原本(メールや電子で届いた書類は、そのコピー)

  • 自分が入力した申請フォームのコピー

  • 在留許可申請料の領収書

  • 在留許可カードの郵送に必要な郵送料(600円)

  • 在留許可カード用の顔写真(➤顔写真のガイドラインはこちら

在留許可カード用の顔写真は、パスポートと同じ規格のものを写真屋に依頼し、撮影してもらいました。

当日の流れ

面接では、いくつか質問された後にアップロードした書類を渡し、指紋による生体認証を行いました。

そして、最後に在留許可カードを郵送してもらうための郵送料を支払って、面接が終了しました。

大使館での出来事は、こちらの記事で詳しくまとめています。

4. 在留許可カードが自宅に届く

面接官の方には、在留許可カードが自宅に届くまで2週間くらいかかると言われましたが、
私の場合は面接後1週間余りで手元に郵送されました。
他の留学生よりも早めに申請したからだと思います。

在留許可申請の流れを時系列にまとめました

ブログに、筆者が在留許可カードを申請してから受け取るまでのタイムラインを載せました。
在留許可申請にかかる時間は申請者によって大きく異なりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

ご質問があればできる限り答えたいと思いますので、下記のお問い合わせフォームからご連絡ください

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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