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上町しぜんの国保育園 園内勉強会2023アーカイブ02

上町しぜんの国保育園 園内勉強会2023アーカイブ02

上町しぜんの国保育園です。
いつもアーカイブを読んでいただきありがとうございます。

今回、第2回園内勉強会では上町職員の板垣から「集まることでうまれるもの」というテーマで実践発表を行いました。

・板垣(上町職員)より「集まることで生まれるもの」実践発表
・発表を受けて会場から
・まとめ

○実践発表「集まることで生まれるもの」
・異年齢集団が同じイメージを共有して遊んでいる場面
・異年齢集団の側に0歳児がやってきて一緒にいる場面
・同年齢の子どもが集まって遊ぶ場面
このような3つの「集まる」場面の事例を発表しました。
詳しいエピソードは別途掲載しています。

○会場から
・同年齢、異年齢が自然に混ざり合うという雰囲気
・子どもが集まるときには、子どもそれぞれのリズムで集っているのではないか。
・年齢が異なる子どもがいることで、「出来る/出来ない」だけにならない。
・異年齢であることが遊びを多方向に広げているのではないか。
・異年齢には同年齢の子どもが少ないことで関係性が固定化しやすいという側面もある。
・何をするわけではないけれど、「いる」という場に対する心地よさについて。

その一方で、
・なぜ私たちは年齢という枠だけで子どもを見ようとしているのだろうか
・年齢ではない子どもの見方は何があるのか
という話題にも変化しました。

また、同年齢での繋がり「仲間感」と異年齢でのかかわりの「ユニット感」その違いなども話題にあがりました。

会場からの話題を受け、上町の青山より
「時間」を共有することと、「空間」を共有することについて話がありました。
一緒にその場にいるようで単に「空間」を共にしているだけの場面と、そこに生きている「時間」を共有している場面の違い。
子どもも大人もさまざまに動いている上町において、子どもたちが「時間」を共有することは難しいのではないか。
さらには、どうしたら私たちは「時間」を共有できるのだろうか、という問いが最後に提示されました。

○まとめ
日常、子どもも大人も自分のからだやこころに合わせて様々なところに出かけていく上町。その中で、あえて「集まる」という場面に目を向けることで、日々の暮らしのなかで私たちが何を共にしているのかということを考えるきっかけになりました。

次回は、西井宏之さんをゲストにお迎えして開催したいと思います。

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