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久しぶりに照らした話

胃がん手術から退院して約1ヶ月半。(入院中のことは他の記事にて)

退院翌日から出勤はしていたんだけど事務仕事のみでライブの現場には出ていませんでした。
何せ自分の体調がどうなるのか分からない。抗がん剤の副作用も気になるし。ライブの途中で何かあって迷惑をかけたら…と思うと照明をすることのハードルが高かったし、準備も含めて時間が取れるかどうか。

まぁそもそもの話として、私、社長なんですよね。
社長が現場でバリバリ働くのが悪いわけじゃないけど、任せる所はスタッフに任せて私は私の仕事をしないといけないわけです。
そう考えたら他のスタッフ同様にライブ現場にいながら社長業もこなしてたわけで、そりゃ無理もあっただろうなと、今さら思う。

でもやはり現場でライブに関わりたい。という気持ちは捨てられず。
ぼちぼち一発やっておきたい。
そんなタイミングでJUN SKY WALKER(S)のライブ。

実はSNSを通じて私の病状を知ったメンバーから病状を心配する励ましのメッセージをいただいていたことや、宮田さんや小林さんとはAOZORAでのライブ後に一緒に酒を飲んだり。特に宮田さんとはサシで飲んだり、色々と話をさせていただいていたこともあって、退院後、一発目の照明はここしかない。と思ったのであります。

事前に音源を聞いて照明のプランを練って歌詞カードに書き込んでいく作業。
歌詞を読み、曲を聴き込むと、それぞれのシーンに色が付いて行く。
それを窓枠のステージに置き換えてイメージしていく。
当日のメンバーの動きやお客さんの反応、反射的にプランを変更する余裕も加えておく。
イメージ通りに行く事も大事だけど、イメージ以上になることを少し欲張ってみたり。

ジュンスカの曲を改めてじっくり聞いていると、今の自分を奮い立たせてくれる曲が多いし、多くの人に長く愛される歌詞とメロディは唯一無二だなと思った。

ライブ当日。
やはり体調を心配してくれるメンバー。そしてマネージャーさんも。
やっぱり照明をやるって決めて良かったな。という気持ちでした。
そしてマネージャーさんから「カミジマさん、何聴きたいですか?」と聞かれ、今回のセットリストには入っていなかった曲をリクエストさせていただきました。

(一応ツアー中なのでどの曲をリクエストしたかは言いません←)

ライブが始まるといつも前半は冷静に、中盤ぐらいから乗ってくる。
この日も割とそんな感じで徐々に乗ってきたんだけど、後半の盛り上がりいに繋がるMCで宮田さんが私の病気について触れてくれて、その話の流れで盛り上がりゾーンに突入!
色んなことを思い出したりして私も感極まってしまいましたね。照明を操作する手にも力が入ってしまいました。
素晴らしいライブに華を添える事ができたかな。どうだったでしょうか。

ライブ終了後はお客さんからも声を掛けていただき嬉しかったです。

ライブ後にメンバーと一緒に。

ジュンスカを照らす機会がこれから何回あるかわかりませんが、これからも照らしていきたいので元気に生きていかなきゃね。
それは私だけじゃなくてメンバーもそうだし、お客さんもですね。みんな元気にまた集まって楽しみたいですね。

ここからもずっと歩き続けよう
One Way!この道を


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ではまた。

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