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【読書感想】「きみのお金は誰のため」田内学著

お金そのものに振り回されたくない方は
読んで損はないと思います。

個人的には、今、富豪になっている方たちは、
社会に役立つものを作ったから、その代わりに
懐にお金が舞い込んだ、というだけのことだと
いうところが、なるほど~、と感じましたかね~。

自分は、狭い世界で自分を大切にすることばかりしていて、
社会に役立つことを提供できていないのかも、と
思いました。

絵のお仕事もお金になっているものは、うまい絵ではなく、
クライアントの要望にあったものです。

DL販売用のイラストは絵としてのクォリティは自分の
中では高くしようとしてますけど、それほど売れていません。

たぶん視点が違うのでしょうね。

DL販売のものは作品をうまく作りたい、とか考えてしまって、
「お客さんに(もしく社会に)どう役立つか」を
考えられていないのだと感じました。

それじゃあ、自分に貢献できることって?と考えると、
「スローライフでそれなりにやっていても幸せですよ~」とか
「病気持ちでできないことがたくさんありますけど、
当たり前のような生活にたくさん幸せが転がってますよ~」
なんてことを伝えることかな~、なんて感じてます。
個人的な趣味を言えば、「可愛いのっていいよね!」なんて
ありますけどw

あとは「お金を使うことは、その購入した商品やサービスに
人気投票したことになりますよ~」ということですかね~。

お金で、その商品やサービスをいろいろなものから選んだ、
ということですから。ひとりひとりの小さな選択が大きな
選択になる、というつながりで、選挙の投票も大事、と
書かれていましたけど、選挙については深く書かれているわけ
ではないです。

そこらへんは著者も専門外なのか、大きく取り上げてはいなかったです。

それでも身近なわかりやすい例えで経済を紐解いてくれるので、
経済に疎い自分でも楽しく読めました。

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