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国際政治経済・地政学

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国際政治経済・地政学についての論考。
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記事一覧

香港の民主化と人権(オンライン討論会)

4月4日(木)20時(日本時間)に、ロンドンの大和日英基金主催の討論会「Democracy and Human …

進むも地獄、引くも地獄。有利な状況でウクライナ戦争「停戦」が困難な状況に立たされ…

開戦から2年以上が経過するも、依然膠着状態が続くウクライナ戦争。しかし政治学者で立命館大…

ウクライナ停戦のカギは「旧日本軍の構想」にある!ロシアの勝利宣言も核戦争も避ける…

2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻だが、約2年が経過した今も収束する気配はない。…

現実味を帯びてきた「トランプ再選」米の同盟国日本に問われる“大きな覚悟”

アメリカ大統領選に向けた共和党の予備選挙で初戦から2連勝を果たし、同党候補として指名され…

「反転授業」ライブ公開(9):「国際政治経済論」第15週「未来の地政学(2)人工知…

おそらく、ほとんど事例がない「大教室・反転授業」の8度目の公開です。まず、予習として公開…

「反転授業」ライブ公開(8):「国際政治経済論」第13週「地球温暖化の国際政治」

おそらく、ほとんど事例がない「大教室・反転授業」の8度目の公開です。まず、予習として公開…

香港から「亡命」周庭さん、立命館大の学生に語った“2つの言葉”とは?ゼミに招いた教授が回顧

香港で民主化運動を行い、「民主の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)さんが事実上の亡命宣言を行った。筆者はかつてアグネスさんと交流を持ち、主宰するゼミに招いて講演会を開いたこともある。アグネスさんの逮捕後に連絡は途絶え、今回の亡命宣言によって数年ぶりに近況を知ることとなったが、滞在中のカナダで「身の安全」を守れるのか――。本稿ではアグネスさんの先行きに思いを巡らせるとともに、逮捕前の来日時に語られた「本音」を明かしていく。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)

「反転授業」ライブ公開(8):「国際政治経済論」第11週「アメリカファーストと世界…

おそらく、ほとんど事例がない「大教室・反転授業」の7度目の公開です。まず、予習として公開…

カナダは国の威信をかけて周庭氏守る

香港の元民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)氏(27)がカナダに拠点を移し、香港に一生戻…

「反転授業」ライブ公開(7):「国際政治経済論」第10週「アメリカファーストと世界…

おそらく、ほとんど事例がない「大教室・反転授業」の7度目の公開です。まず、予習として公開…

「反転授業」ライブ公開(6):「国際政治経済論」第9週「原子力発電を巡る国際関係(…

おそらく、ほとんど事例がない「大教室・反転授業」の6度目の公開です。まず、予習として公開…

「世界のために何ができるのか」 2度のゼミ立ち上げや学生フォーラムへの参加で、自分…

上久保ゼミ(CRPS)4回生のアマンダこと童児夢(どうあもん)さんが、立命館大学HPの「+Rな人…

アピール合戦は危険。日本が「イスラエル・ガザ戦争」で“成果”を焦るべきではない理…

イスラエル軍による苛烈な攻撃が続き、まったく出口が見通せないガザ紛争。その解決のため各国…

日本はパレスチナ問題で「中立外交」が正解、G7での“置いてけぼり”を恐れる

パレスチナ自治区のガザで、イスラム組織「ハマス」とイスラエル軍の戦闘が激化している。その中でG7の外相は「戦闘の一時休止」などを支持する共同声明を出した。また、米国がイスラエルと協議して「1日4時間の戦闘休止」に導いたと発表するなど、各国による「アピール合戦」が加速している。だが筆者は、日本は目先の成果にとらわれず、たとえG7で“置いてけぼり”になっても中立的な立場を貫くべきだと考える。その理由とは――。 (立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)