栄冠は君に輝く
夏の甲子園が始まっていますね。
開会式での山崎育三郎さんの『栄冠は君に輝く』の独唱を聞いて、胸に多くの想いが湧きあがりました。
『赤い白球』でも大切な終盤に『栄冠は君に輝く』の歌詞を載せています。
主人公たちのことを想いながら、一つ一つの言葉をつづりました。
コロナ禍での開催や高校野球そのものへの賛否はあると思いますが、それでも一球に一打に青春をかける若人の姿は、まぶしく美しいと思うのです。
それは今も昔も変わらないものであり、出自などは関係ないものです。
82年前に日本人と朝鮮人の親友が甲子園を目指した物語『赤い白球』好評発売中です!
『赤い白球』の章の合間には、手紙と2018年の第100回記念大会の場面が挿入されています。
夏の甲子園では8/15の正午に試合を中断して追悼のサイレンを鳴らしますが、その場面から物語は始まります。
なぜこのような構成なのかは、物語の最後に分かるのですが、ぜひその驚きを多くの方に味わってほしいです。
夏の甲子園のお供に『赤い白球』をよろしくお願い申しあげます!
第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!