神島竜の気になるニュース5月号

こんばんは、神島竜です。
今月も気になるニュースを紹介します。
2019年4月20日から5月20日の間の気になったニュースがこちらです。

4月25日 電脳少女シロとときのそらのライトノベルが出版される
4月26日 アヴェンジャーズエンドゲームが公開
4月27日 ゴールデンウィークがスタート
4月28日 あにまーれたこ焼きパーティー
4月29日 Vtuberのねむが『バーチャル美少女シンギュラリティ』を出版
4月30日 あにまーれの日ノ隈らんの新衣装公開
5月1日 令和元年に突入、令和初の○○が続出
5月4日 あにまーれの因幡はねるの新衣装
5月5日 あにまーれの宇森ひなこと宗谷いちかの新衣装
5月6日 文学フリマ開催、Vtuberの本山らのも合同誌を販売             VakaTuberは誰だ! 学力テスト
5月7日 10歳の不登校YouTuberが話題に
5月8日 にじメンズプロデュース
5月10日 にじさんじネットワーク始動
5月11日あにまーれ直筆学力テストで24時間3D配信企画が発表!配信は6月8日~6月9日予定
5月13日斗和キセキの生首クラウドファンティング、予算は総額1475万7千5百円!?
 あにまーれラバーストラップが発売して即完売⁉
5月14日 神楽めあのTwitterアカウントが凍結
5月15日 サンリオのポムポムプリンが因幡はねるのコスプレか⁉︎ 因幡組に衝撃走る。
5月19日 ハニーストラップの蒼月エリが引退
5月21日ベイレーンが引退
5月24日神楽めあのTwitterが復活

今回、話すニュースが、アヴェンジャーズエンドゲーム、あにまーれの新衣装、学力テスト、にじメンズプロデュース、Vtuberによる出版について話します。

アヴェンジャーズエンドゲーム

4月26日、ついにアヴェンジャーズエンドゲームが公開されました。

アヴェンジャーズとは、アメリカのコミック、マーベルコミックのヒーローたちによるチームです。チームのメンバーは本来はそれぞれの作品の主人公キャラたち。それらが一つの世界観でチームを作って悪と戦うというのが魅力のシリーズです。

2008年公開のアイアンマン1からシリーズは始まりました。シリーズは累計で20本以上。そのシリーズの最後となるのがアヴェンジャーズエンドゲームです。 

僕も観ましたよ。今回、ネタバレははてなブログで話してnoteでは当たり障りのないさわりだけを話します。
3時間もあるので、メンバー全員の活躍のあるいい映画でした。
今回見ててよかったのが、アヴェンジャーズシリーズというものが、じつはアイアンマンやキャプテンアメリカの人生の総決算のようなものであることがわかったのがよかったですね。
アヴェンジャーズシリーズを観ないと、面白さがわからない、という欠点があるんですが。それをちゃんとクリアした人にはその欠点が気にならないくらいすごい映画です。
この時代に生まれたオタクは是非抑えておくべきでしょう。

あにまーれの新衣装

4月30日、5月4日、5月5日、あにまーれの新衣装がついに公開されました。

新衣装は2019年の2月1日から2月28日の間に募集。応募された服装については因幡はねるちゃん、宗谷いちか、宇森ひなこ、日ノ隈らん太郎のそれぞれの配信で紹介、応募されたたくさんの魅力的な衣装案。その中から一つの衣装が選ばれました。

僕も見ました。よかったですよ。

らん太郎は前回の大人チェンジから、初期の年齢に戻ったうえで彼女自身の天真爛漫さと大人びた内面が出てて可愛いですね。
因幡はねるさんは、初期よりも一気に幼くなってさ。シンプルでかわいい。童話に出てくる女の子みたいでさ。サンリオのプリンくんの隣にいても違和感のない感じになりましたね。
宇森ひなこさんはさ。すごいオシャレになりましたね。銀座で歩いてそうな大人っぽい私服です。
宗谷いちかさんは、モデルチェンジをかさねるたびにどんどん女の子っぽくなって可愛くなってる印象なんですけどね。元気っ娘な内面の魅力をもったままどんどん可愛くなってるなって思いました。

さらに、今回の新衣装から、表情が豊かになって、首もよく回るようになりました。

これにより、普段からすごい元気な子がさ、こんな口を大きく開けてるんだってわかったり。ホラゲーで怖がってるはずなのに、なぜか笑顔に見えるみたいなのがなくなったり、はじまった時に視点が右上あたりに動いてコメント覧やOBSを見ているんだってわかったり。下ネタのマシュマロやコメに引いてる一瞬の表情がわかったりなど。

激しい喜怒哀楽から、些細なニュアンスの表情までしっかりわかるようになりましたね。

これでホラゲーやったり、エアロバイク漕いだり、雑談したりしたらどういう表情をみせるのかなと気になりました。

これからの活躍が益々楽しみです。

Vtuber学力テスト

5月6日 、VakaTuberは誰だ! 学力テストが行われました。

学力テストは、10月7日から因幡はねるさんが主催して行っている企画です。最初の第一回はハニーストラップとあにまーれの合同企画でした。

学力テストで出される問題は、すべてねるちゃんの手づくり。配信では、メンバーたちの珍回答に対して鋭いツッコミが入ります。

あにまーれはもちろんのこと、ハニーストラップのメンバーの方たちにも、それぞれのキャラクター性を大事にした接し方をしていたのは当時、驚きましたね。

問題は後日、公開され、他のVtuberの方が学力テストをやってみる配信もありましたね。第三回に招待された天開司の男子校学力テストもオススメです。

そこから外部の女性youtuberを招いての第二回が行われ、好評を果たし。今回の第三回が行われました。

今回、第二回から大きく超えてさらによくなりました。

第三回からは男性と女性のVtuberさんによるチーム対抗戦。OPもつくっててさ。この人が出るのかって、事前に期待感が高まるように作られていました。

実際の配信も、問題文がスゴイ丁寧に作られています。面白い解答が引き出せるように絶妙な難易度で作られててさ。しかも今回の配信に参加したVtuberに絡めた問題になってるんですね。

参加メンバーもたくさんいたんですが、ちゃんと全員に見せ場があってさ。その人たちの配信が見たくなる配信になってる。

いい企画でした。これからも見ていきたいですね。

また番外編として、当日やむなく参加できなかった雪女の雪汝、悪魔のでびでび・でびるの解答が5月1日に配信されました。さらにあにまーれ直筆学力テストが5月11日にあります。

その5月11日に驚くべきことが告知されました。そちらは別の見出しで語ります。

にじメンズプロデュース

5月8日21時に、にじさんじの緑仙と飛鳥ひなによる、にじメンズプロデュースが配信されました。にじさんじのなかでプロデューサー気質の二人による男性Vtuberのプロデュース合戦。お題に沿ったシチュエーションで二人が台本、演技指導を行ったボイスドラマを聞き比べて、一番プロデュースの評価が高かったチームの勝ち。
審査員はにじさんじの女性ライバー、教師の郡道美玲、保育士の名伽尾アズマ、女子高生の遠北千南、同じく女子高生の瀬戸美夜子、ファイアードレイクのドーラ。以上のバラエティ豊かな5名とリスナーの投票によって勝敗が決まります。

今回、審査員をした郡道美玲さんが自身の配信で後日談を語っており、それを聞いて面白そうと感じたので、アーカイブを見ました。

内容はかなりおもしろかったですよ。

男性Vtuberの異性としての魅力が伝わる企画でした。
乙女ゲー、あるいは少女漫画のようなさ。聞き手の子が男性Vtuberと距離が近いボイスドラマになっててさ。いつもは友達関係のあの子は今日は大胆、私、どうなっちゃうの感が強いのがいいですね。
にじさんじの男性Vtuberってさ。イケボってよくやっててさ。正直言って聞きなれていると思ってたんですよ。でもさ、演技指導の効果なんだろうね。彼とのイメージしやすい日常の中で、ふいに異性として意識する瞬間ってのがあってさ。その時に、自分は彼の好意から逃れられないシチュエーションにいることに気づいてさ。その好意を全身で受け止めちゃうみたいなさ。そんな感じなんだよね。

最初からイケボじゃなくて、いつもの配信の口調から徐々に迫ってくる感じなんだよね。

今回の配信でさ。なるほど、イケボってこういうのなんだってスゴイ納得しました。

こういうさ、カッコいいアイドルとしての男性Vtuber像みたいなのを見せる企画って大事なんだろうなって思うんですよ。

そもそも、にじさんじは2018年の2月に株式会社いちからからスタートしたVtuberのグループです。当時、珍しかったのが企業勢からの男性Vtuberのデビュー。もちろん、他にも、アップランドからのばあちゃる。岩本町芸能社の馬越健太郎がいるんですが、やや色物で、どちらかといえば人外。普通の男性のユーチューバーが出たのはあの当時は珍しかったのではないでしょうか。

他にも今はにじさんじに統合された、男性ユーチューバーだけを集めたVOIZを行っていたのもいちからです。女性だけの印象の強かったVtuber業界の中で企業として男性を推してきた組織でもあります。

だから、こういった男性Vtuberの魅力をにじさんじ内の企画としてできるというのは非常に意義があることです。それに企画としても面白かったですから。

第二回、三回と続けて欲しい企画だと考えています。

Vtuberによる出版

今月はVtuberによる出版の多い月でした。
4月25日に電脳少女シロとときのそらさんのライトノベルが出版されます。出版レーベルはMF文庫J。先月紹介したベルモンドバンデラスさんのCM出演で話題となった『スコップ無双』もここから出版されており、Vtuberとライトノベルのコラボに一番力を入れているようにかんじます。今後、にじさんじを題材にしたノベライズもここからでるかもしれません。
電子版が5月25日に販売予定。僕はそっちで買う予定です。
さらに、5月6日に文学フリマでラノベ好きVtuber、本山らのさんが自身を題材にしたアンソロジー合同誌本山らの文庫が頒布されました。
本山らのさんとは、ライトノベルを紹介するVtuberです。ライトノベルが好きな狐の神さま。有名どころだけでなく、知る人ぞ知る名作も紹介しているとこがいいですね。
また、ラノベ作家との対談も定期的に行っている。Twitterでも作家さんやラノベ紹介系Vtuber、ラノベブロガーと絡んでましたので。生配信では知ってる作家さんが初期の頃からコメント覧を埋めてるところも印象的でしたね。
内容は、ラノベ作家さんによる本山らのさんを題材にしたアンソロジー。豪華な作家陣には驚きました。

本山らの文庫はpixiv boothにて再販されています。僕も注文しています。

そして、今回一番注目したいのが、バーチャル美少女ねむさんが書いたSF、『仮想美少女シンギュラリティ』です。

バーチャル美少女ねむさんとは、2017年の9月にデビューしたVtuberです。まだVtuberという概念がそこまで広がっていない頃から活動を続けている古の存在です。

デビュー当時は、雷鳴の響く館の前で「お前は誰だ……」と言い続ける謎な動画で話題となりました。

本作の内容は、自身を主人公にしたSF。一人の脳の研究者がバーチャルyoutuberにのめりこみ、だんだんと自分とねむの境目がわからなくなる。果たしてねむの目的はなんなのか、という話です。

僕が面白いと思ったのが、彼女自身が配信で何度も語っている人類美少女計画に隠された思想がSFとして可視化されていることですね。

人類美少女計画、これはねむちゃんが自身の配信の目的としている計画。文字通りすべての人類を美少女にする計画です。

まず、彼女の計画の根幹としてバーチャルシンギュラリティという思想があります。
VR CHATとか、ブロックチェーンとか、A Iなどの技術を発展させればこんな社会ができるよねみたいな話ってけっこういろんなとこで言われてるんですよ。んで、社会が大きく変わるであろう歴史的特異点みたいなのがもうすぐ起きるであろうとよく言われてて、それがシンギュラリティと言われている。
この辺がさ、実感が伴わないから絵空事に聞こえる人と信じてる人で世界観が分かれてるんですよ。
個人的には笑い話ではないと思ってますよ。
例えば、インターネットって1993年とかでは普通の人でも使えてたんですけどね。今と比べるとできることって少なかったんですよ。それが今や情報やコミュニケーションのツールとして一般に普及されている。
今のバーチャルって概念もこれにあたる可能性があってさ。
ねむさんとしては、人々が美少女となって生きるという社会に魅力を感じるように誘導したいと考えている。
よくさ、必要は発明の母って言葉があるじゃないですか。彼女はその発明のための必要を作ろうとしているんですね。

こういう人って、初期のVtuberにはたくさんいるんですよ。VR CHATとか、クラスターとか。バーチャルでコミュニケーションができる世界でさ。現実では味わえないような体験をしたような人がそれを言語化するためにvtuberになってる人ってたくさんいるんですね。

個人勢で有名なバーチャルのじゃロリ狐耳おじさんのねこますとかみゅみゅ教授とか。バーチャル空間でなにかしらの宗教体験のような状態の人が多いんですよね。

今回、出版された本は、そのバーチャル空間での自身の精神的な変化みたいなものが書かれていてですね。これが面白いんですよ。

kindle unlimitedでも読めるので、オススメです。

あにまーれの24時間3D配信について

5月11日、あにまーれ直筆学力テストで、24時間3D配信の企画が発表されました。配信は6月8日から6月9日予定。
 先々月の3月に3Ⅾ化を果たしたあにまーれ。
6月9日の一周年を記念して3Dで生放送をすることを発表しました。
楽しみですね。3D化を見てから2カ月たちましたからね。
配信はそれぞれのチャンネルで持ち回りで、4人全員が3D映るらしい。
現在、みんなで企画を練っているところだそうです。
今から楽しみですね。
当日、仕事の休みは取れそうにないんですが、余裕のある時に見て、コメントとTwitterでのつぶやきはマメにできたらと思っています。
僕ら因幡組でTwitterトレンドをとって盛り上げていき、企業さんにあにまーれっていう3Dの子がいるらしいぞって認知させていきたいですね。

ハニーストラップ所属の蒼月エリさんが引退

5月19日、ハニーストラップの蒼月エリさんが引退を発表しました。引退配信は5月21日に配信予定です。

ハニーストラップとは、2019年7月14日にオープンしたあにまーれの姉妹チームです。

6月にオープンした有閑喫茶あにまーれ、ニコニコ動画やSNSでも取り上げられ、一部の人に知られはじめてきた7月の半ばに事件は起きました。
当時、コンギョでパズり、アウトラストの配信をしていた宇森ひなこさんは、お店のお向かいで突如建設されはじめている謎の建物を見つけます。
そのことを自身のツイッターでつぶやき、あにまーれ内でも衝撃が走る。そんななか、黒猫ななしも自身が記憶喪失である旨をツィートします。
それから一夜が明け、ハニーストラップがオープンします。黒猫ななしにそっくりな灰猫ななしがTwitterで、あにまーれの向かいにお店をオープンしたこと、そこで働く5人のライバーを紹介します。
その5人の女の子たちのかわいさに、黄色いハートをつけた因幡組も反応。ファンの浮気を察知した因幡はねるさんは自身の配信で、ハニーストラップの公式アンチを名乗る配信をしました。
配信の内容は敵対しているように見せかけて、実際はハニーストラップの宣伝。
あにまーれはにじさんじSEEDsとデビュー時期が被って初動が不利な立場に立たされた経験がありましたから。
彼女なりに、みんながハニーストラップに興味を持ってもらえるように、対立軸をつくることでその相手を目立たせてくれたんです。こういう宣伝を、ネットではプロレスと言います。

僕がハニーストラップのことを知ったのが、この因幡はねるさんの配信です。当時はTwitterをマメに見てなくてですね。デビュー前のTwitterの流れは後から知りました。
その時点で知ったことが、どうやらあにまーれの向かいにハニーストラップができたらしい。その店で働く5人の悪魔は胸がでかいらしい。衣装が扇情的らしい。
でさ、そんなまさか俺も浮気なんてしないよ〜って思ってたんだよ。思ってたんだけどね、その後でデザイン見たらビックリしたよ。すっごい衣装がセクシーなんだよね。
7月14日の配信もさ。みんな個性的で可愛い。

堰代ミコさんは不思議ちゃん系でさ。彼女の持っている世界観、物事の見え方がいいよねって思うようなトークをしている。それでいて演技派で彼女の話す怪談はすごい怖い。

周防パトラさんは努力家で多芸。作詞作曲ができ、動画編集が上手い。声も可愛いく、ASMRのうまさはVtuberで一番かもしれない。

島村シャルロットさんは、マインクラフトが得意。活動初期の頃からマインクラフトをやりこんでいる。優しい声と内面で天使と言われている。

西園寺メアリは大人っぽい、セクシーな声と真面目さと、子供のような素直さと隙のあるところが魅力だ。思い返せば、ハニーストラップがチーム抜きで仲良くなったのは彼女の飲酒配信からだったように思います。

そして、今回引退することになった蒼月エリさん。歌がすごい上手い人でさ。僕らが知らない歌も知っている。声がクリアで透き通っといる、一回聴くとすごい耳に残るくらい印象的ですね。

引退するって聞いた時は驚きましたよ。20日の機材トラブルにより、蒼月エリさんの配信が中止になり、21日の朝にハニーストラップ全員の配信の予定がキャンセルとなった。そこから、夜中にハニーストラップの蒼月エリさんの引退が灰猫ななしのTwitterで発言されました。
そこから、22日の夜に引退配信がされました。

引退会場はマインクラフト。
マインクラフトとは、四角いブロックで構成された世界で、牧場や畑をつくったり、モンスターを狩ることのできるレゴとサバイバルゲームが一緒になったゲームです。
vtuberでは、PUPGに次ぐ非常にメジャーなゲームです。
マインクラフトの魅力は、ブロックを積んで様々な建築物を作れることです。これにより、ゲーム開始時はモンスターの溢れる危険な地帯がしだいに自分たちの思い思いの建物を建てた国になっていく。
課金で複数人で共有で管理するワールドをつくってプレイすることもできます。故郷にしろ、秘密基地にしろ、デートスポットにしろ、聖地にしろ、思い出の場所というのは誰かと誰かがどれだけの時間を共有し、そこでどんなイベントがあったかでできるものです。それはPCのなかの仮想空間でも変わりません。
ひとつひとつの建物が配信者にとってもその配信を見ていたリスナーにとっても思い入れのある場所になるんですよ。

マインクラフトはこうしたVtuberどうしでのイベントごとでも使われることも多い。にじさんじでは卯月コウくんの誕生日や笹木咲の卒業式の時も会場としてマインクラフトが使われました。

今回、事態の発覚から方向性が固まったのが21日の夜から朝方のあいだでしょうから、そこから立派なステージがつくられていたのには驚きましたね。

引退配信の内容は、蒼月エリさんがメンバーのみんなと思い出の場所をめぐり、特設ステージに到着する。そこで彼女は引退する理由やこれからの決意、ハニーストラップでの思い出を語る。メンバー一人一人による別れの言葉。そして、彼女の最後のコンサートが行われた。歌われたうたは『タバコ』『蒼い蝶』。

今まで見た引退配信の中で一番よかったというよりも納得ができた配信でした。推しのVtuberが引退する場合、僕らとしては辞めてほしくない、という気持ちもあるし、なぜ辞めるのかって疑問に思う気持ちも確かにあるんです。でも、なにより一番思っていることは、引退を決意したその子幸せかどうかなんですよね。今回、なぜ引退するのか、というのはバーチャルな存在である以上、リアルの話は世界観的にできないので。詳しいことはわからないんですよ。

だけど、メンバーの言葉や本人の話し方でニュアンスは伝わるんですよ。

彼女にはやりたいことがあり、それがVtuberではできない。あるいは、Vtuberとは両立ができない。だからこそ、辞めるしかなかった。これからはそっちで頑張っていきたい。

本人としてのそういう想いと、メンバーたちのそれを応援したいって気持ちは聞いてて伝わりました。

この子がこんなに一生懸命なら応援してあげなきゃなって気持ちになるんですよね。

メンバーの蒼月エリさんに対する言葉も涙腺がかなり刺激されましたね。ハニーストラップってさ。悪魔で、扇情的なコスチュームでかわいい見た目と声という第一印象の上でさ。配信を見ていくと、配信の上でこうしていきたいと考えている真面目な部分が出たり、リスナーを気遣う優しい面が見えたり、第1第2で印象がどんどん深くなっているとこがさ。ギャップになってハマっていくとこあったと思うんですよ。彼女たちってさ、ふだんはすごい明るくて、グループ内でのコラボを積極的にやっている仲のいいチームなんですね。だからこそ、今回、そんな彼女たちが最後まで明るく見送ろうとしたかったけど、思わず泣いて感情吐露する瞬間ってのがあってさ。そこがさ、見終わった後も胸にズシーンと来るんですよね。

今でも少し寂しさがちょっと残ってますよ。

Vtuberにしろ、アイドルにしろ、どんなものにも別れがどうしても来ちゃうときがありますからね。そういう時にどうやって見送るべきか。両者が納得できる形に落ち着けることができるのか。今回はかなり成功した例ですけど。僕やハニーストラップを好きだった人には感慨深いものにはなっていくんでしょうね。

 さて、今月のニュースは以上です。では、また来月。

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