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天は我を見放した、今日も。

昨日は地獄の20キロヒルクライムを体験、なら青森市内への帰りの道は天国の20キロの下り道!かと期待した自分は単なるおめでたい奴だった。

翌朝は雨。気温は5℃。20キロの御褒美は諦めてバスに
乗るのか乗らんのか!昨日の苦行を忘れられるのか!?

宿の方の話では雲は峠にかかっているだけ、市内に入れば雨の心配はないという。私も雨対策はできている(つもりだった)ので、サインはGOだ。
しかしこの管制官はへっぽこ穴だらけ、
全くのサインミスだった。

バッグは防水,上下レインコートもバッチリ、靴と手袋は・・・無防備だった。ここから先は写真はありません、そんな余裕もありません。私は兎も角、宿の方も手足の冷たさは想定外でした。

気温5℃、時速40キロの風がビチャビチャの手足を襲う。。。とにかく[サンちゃん、寒い]である。
雨なので慎重にしなければと、スピード落とせば寒さも軽減されるが一刻も速く雨雲を通り過ぎたく、そのせめぎあい。汗びっしょりの24時間前ですら懐かしい,いい思い出。頬を伝わるのは涙、ではなく鼻水。その鼻水もやがて風力で飛ぶ。大型ダンプが抜くとメガネが汚れメガネも外す。寒さに弱いウルトラセブンの気持ちが良くわかる。
霧なのですんばらしい筈の景色が見えない、絶景だと思うことにする。1人大声で歌を歌う♪雨雨降れ降れも〜っと降れ〜♪   歌声も木立に消えていく
手足の感覚もなくなりつつある、遭難者の気分だ

今はここ青森市内の 街中温泉 にいる。2日連続で温泉の力を借りて幸せを取り戻したところだ。
ウルトラセブンも温泉の力を借りればよかったんだ。

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