自分の言葉で話す

自分の言葉とはなんだろう?

自分は話すのが得意ではない。だから、いつも誰かの言葉を借りて話している気がする。会話をする時に、単語が出てこないこともしばしば、だからそれを表現する稚拙な表現でなんとか自分の言いたいことを伝えようとする。相手が分かってくれるからコミュニーケーションは取れる。でも、その言葉を発している時の自分はいつも「もっと綺麗な言葉で適切な言葉で文章を考えて言葉にして話せたら」と思ってしまう。恥ずかしい気持ちになりながら話してしまう。話すのが苦手なんだ。強いていうと嫌い。だから、1人で本を読んだり、勉強したり、走ったり、誰かと会話をすることはそんなに好きではない。自分のことをよく理解してくれて、自分が稚拙な表現で話してもそれを理解してくれようとしてくれる人とは2人で話すのが好きだ。でも、大人数になるともう無理だ。複数人に注目されていると思うと途端に自分の言葉の恥ずかしさが倍増し上手く頭が回転せず余計に喋れなくなる。

本題に戻ろう。自分の言葉とはなんだろう。正直それがわからなくてこの文章を書いている。誰かが言っていた。自分の言葉とは今自分が持てる単語、文法を使って自分の思いを表現することなんだ、って。そうなんだよなあ。言葉なんて基本手段でしかない。自分が思っていること届けたい気持ちを伝えるための道具にすぎない。文字もそう。上手い、下手はあれど自分にとってみれば相手に気持ちが伝わればそれで目的達成。でも人生は有限。だから、限られた時間の中で相手に気持ちを伝えなければならない。伝わりずらいよりも伝わりやすい方がいいよね。

いきなり小説家のような巧みに言葉を使って文章を書くことなんてできない。それが正解でもない。だから、一歩ずつでも自分の言葉で自分の言葉を記していこうと思う。そうやって、自分の言葉を自分で見た時にどう感じるか。自分の言葉で自分を知りたい。


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