かもがわ出版メルマガ2022年Vo.140
11月初旬に弊社より刊行される『天皇財閥・象徴天皇制とアメリカ』。
かなり変わったタイトルである。
天皇とアメリカというだけなら、これまで多くの本が書かれてきた。
マッカーサーが昭和天皇が自分の身はどうなっても構わないと言ったのを聞いて感動したという本もあれば、昭和天皇が敗戦後に保身のために沖縄をアメリカに売り渡したという、まったく異なる立場の本もある。
ところが、今回出る本は、戦前の「天皇財閥」と戦後の「象徴天皇制」の両方を取り上げ、それとアメリカを結びつけているようだ