かもがも

パートナーと京都移住/人の心について考えるのが好き

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最近の記事

孤独の誕生日から、1年で移住、転職、結婚を経て気付いた10の知見。

順風満帆の人生のはずだった。 ただ、そう言い聞かせてきただけだった。 昨年の誕生日、1人箱根で1年を振り返ると、 孤独 の2文字が頭を支配していた。 自分は有能でも何でもないこと。にも拘らず有能だと信じて傲慢な態度を取っていたこと。友人が多いと思っていたのに、辛い時に頼れる友人がいなかったこと。それは過去の自分の傲慢な態度の結果であること。 そんな現実に直面し、絶望していた。 人生が一変したのは、1年半前に心を壊してからだった。 気付かぬうちに人より有能である

    • 一匹狼男が、恋をして、愛を知って、今日結婚した話。

      本日2023年4月22日、パートナーと入籍した。 「まさか私がこんな幸せな結婚をするなんて」 と自分でも信じられない気持ちなのが率直なところである。 2年前、どこか満たされない日々を送っていた。 そこそこ仕事ができて、そこそこ友達がいて、客観的な指標で見たら「勝ち組」だと自負していたが、心の奥底では人生に飽きていた。 心の隙間を埋めるために、成長と自己実現に精を出し、色々なことに挑戦してみたが、本心から幸せを感じられることは少なかった。 そんな生活に終止符を打った

      • 本物の自己肯定は、絶望と向き合った先にある。

        「不安だから、頑張るんだなあ」 「不安だから、対立するんだなあ」 「不安だから、答えに縋るんだなあ」 「不安だから、心が動かないんだなあ」 1度絶望を経験し、深く自分の心と向き合う経験をして以降、多くの人の不安に対する防衛反応を感じ取るようになった。 みんな、不安で、みんな、自信がないんだ。 そんなことに気付くと、みんな素のままで素晴らしいものを持っているんだから、もっと生き生きと生きれたら良いなと思う。同じ想い人も一定数いるんじゃないかなと思う。 実際に、人は自信が

        • まだ1か月だけど、京都移住して本当に良かった。

          移住して本当に良かった。 期待80%、不安20%くらいのかなり高い期待値で京都移住を決行したが、期待通りどころか、満足度200%というのが率直な感想である。 これほどまでに心が動くことは中々ないので、今の感情を言葉に残しておこうと思う。 1.好きな街に住める幸せ 「ちょっと5分くらい陽の光浴びてくる!」 、、、、、、、、、、、 「ごめん、気持ちよくて30分歩いちゃった」 何度このやり取りをパートナーと繰り返しただろうか。 吸い込まれるように外に出ると、1度歩き

        孤独の誕生日から、1年で移住、転職、結婚を経て気付いた10の知見。

          生きづらい社会でも、幸せの原則はシンプルだった。

          高校時代に人の心に興味を持ち、理系ながら心理学専攻を選んだ私は、もっぱら「幸せとは何か」について考え続けてきた。 幸せについて、色々学んでみたりした。 しかし、人生とは皮肉なもので、幸せについて学んだとて、簡単には幸せになれなかったりする。 ただ、そんなことを言われれば言われるほど、何だかよく分からない「幸福」について知りたくなってしまう。人間の性だ。 少し幸福について調べてみると、私が以前住んでいた神奈川・東京は都道府県魅力度ランキングで上位にランクインしていたが、

          生きづらい社会でも、幸せの原則はシンプルだった。

          ただ京都に住みたくて、移住した。

          「あ、俺、ここに住まなきゃ」 京都旅行中、パン屋さんで朝ご飯を買って、鴨川沿いでのんびり過ごしていた時、脳に衝撃が走った。 神奈川県横浜市に生まれ、社会人では下北沢、恵比寿などに住み、新卒から渋谷に勤めていた私は、京都に縁もゆかりもない関東の人間だ。 そんな私が鴨川沿いで迎えた日常には、4年間の東京生活で、追い続けても出会えなかった感情があった。 その感情は私の心に隙間にピタリとはまり、普段は左脳人間であまり直感で意思決定をしない私が、人生の最優先事項の1つを「京都移

          ただ京都に住みたくて、移住した。