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父の失敗の多い人生27 〜両親の会社の倒産処理の失敗3〜

なんで12月って毎年毎年、こんな忙しいのか。今週は週4で東京。しかも、土曜日も、友人の結婚式で、息子を連れて東京。フラフラになって、本日は爆睡してしまいました。

ただ、久しぶりに結婚式に参列したのは、嬉しいこと。コロナが明けて、コロナ中にできなかったからという理由で、結婚式をやる人が増えているみたい。結婚式自体は、僕はあまり好きではないけれど、友人の人生の節目に立ち会えたということが嬉し買ったかな。

さてさて、続きを書いていこうと思います。

息子へ、大きい買い物と金利に関する知識はつけておくように。

知識がつくにつれて、後悔の念が大きくなったというのは、どういうことか?
不動産は、生きていく中で、普通の人が購入するいちばん高い買い物であり、いちばん高く売却するもののはずです。(他には、保険とか、車とか、って一般的には言われますが)

そこに関する、正しい知識と経験がなかったということが、本当に悔やまれます。さて不動産価格が何に連動するか??
今、ファイナンシャルプランニングも、個人の仕事でしているなかで、非常に簡単に不動産価格の推移を判断できる指標があります。それは、株価と金利です。一般的に、株価に比例し、金利に反比例します。

自社ビルの売却話が来たのが、2012年。不動産価格は、底の底でした。銀行としても不動産価格が下落の一途を続ける中で、これ以上不動産価格が下がると担保割れしてしまう。ということが貸し剥がしのきっかけだったのでしょう。
売却が完了したのが2013年でした。

さて、2012年から2013年に何が起こったか。黒田総裁が発信した「質的量的金融緩和」です。簡単にいうと、日本中にあるお金の量を倍にするという政策です。(つまり、お金の価値が半分とまではいかなくても、低くなって、インフレしていくことは確かな状況だった。)その後、さらにゼロ金利、マイナス金利と続いていくわけですが、、、。
売却交渉の途中で、こんなクリティカルなことが発表され、2012年の末から株価は上がり続けていくのです。すこし知識のある人であれば、誰しもがこの状況に、敏感に反応できたはずですし、近い未来を予測できたはずでした。。。僕は、こんなことは全くわかりませんでした。

また、自社ビルを住居としても使っていたということはどういうことか、、、というと。
変な話、早めに、法人から個人でビルを住宅ローンで買い取ってしまえばよかったということです。3000万の借金でほぼ土地値。
家にしては安いし、どんな銀行からでもお金が借りれたはずです。事業用ローンの金利は3%(月8万円くらい)、住宅ローンの金利は1%(月2万円くらい)。追加で元本を返済していくとしても、事業用ローンの金利とほぼ同じような金額になるはずでした。

こんなふうに、知識があれば、なんとでもできたことが沢山のちにわかって。。。悔しいやら、恥ずかしいやら。という気持ちになりました。

続きは、次回。では、また。


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