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「できます」よりも「やりたいです」

WEBメディア(https://ft8.org)を作って3ヶ月くらい経った。

はじめて写真の仕事をもらって時給以外でお金をもらう経験をした。

1000円稼ぐのってこんなに大変なんだ。

と知ったと同時に自分には何もないことに自ずと気付かされた。

世の中には溢れるほど技術を持った人がいて、メディアなんて大量にあって、カメラマンもインスタで探せばごまんといる。

そんななかで、わたしには秀でた価値なんてないんじゃないかと思ってしまう。

好きだった、文章を書くことすらも嫌いになりそうだった。

自分には何もないと気付かされたのはいい意味でも悪い意味でもMAKERS UNIVERSITYがきっかけだった。

60人の同期がいて、それぞれが尖った個性を持っていて、「わたしってなんて凡人なんだ。」と悩む時期の方が長かったように思う。

壁にぶつかって、悔しくて、それでも考えて、泣いて、喜びは案外一瞬で。

それでもずっと毎月行くと決めたクロコムは、もう気付けば皆勤賞。

メディアもまだまだ小さいけれど、3000人の人が見てくれている。

半年前は0だったものがちょっとずつ積み重なっている。


MAKERSの同期やTwitterのタイムラインに流れてくる華々しい結果だけを見ているとどうも自分がダメな人間だと思えてくる。

自分の事業だけでは生活できないし、親に頼らなきゃいけないし、自分の学費すらまともに払えない。

もうガーンって感じで、毎月の東京までの交通費バカにならないし、どこでもドアがあれば喉から手が出るほど欲しいくらいで。

それでもやっぱりやりたい理由は、いいモノを作る人は絶対にいい人だからたくさんの人に届けたいって思うから。


それでも市場価値で見積もると、わたしのスキルはまだまだ低いし、やったことないことだらけ。

久しぶりに実家に帰って、あんなことやこんなことを相談したら、お母さんが、「できるかどうかよりも、やってみたい気持ちが大事なんじゃない?」って、パンを焼いていた。(実家はパン屋)

そうか、価値は自分で決めるものじゃなくて相手が決めるものなのか。

自分でできるかできないかを足踏している暇があったら、どんどんやりたいと思うことを投げてみて、評価はあとからでいいみたい。

きっと価値評価は目の前の対価だけじゃない。

もちろん事業としてやっていくためには稼ぐことは重要だけど、それを通じて何かあたらしい繋がりが生まれたり、喜んでもらえたりすることが本当にわたしの欲しいものだった。

なんだか狭い箱の中にいたんだなあとちょっと可笑しくなった。


就活なんかもきっと実績やスキルを求められる質問や思考力の高さを求められることも多いけれど、最後に大事なのはその人がどういう人で一緒に仕事をしたい、未来を一緒に追いかけてみたいと思う人かどうかなんだと思う。

それは就活も起業もただの21歳ならみんなどんぐりの背比べ。

今あるスキルなんてきっと20年後に見たら、取るに足らないものだから、今ある全力を尽くし続けることがちょっと大きいどんぐりになる唯一の方法なんだと思う。

なんだかきれいにまとまらないけれど、21歳と半分の葛藤として残しておきます。

ちょっとまわしものっぽいけど、むしろまわしものだけど、きっとMAKERS UNIVERSITYに応募することで人生が1°変わる人がいると思うから、ぜひ受けてみてください。

すばらしいビジネスモデルなんかなくても大丈夫、気合いと愛嬌だけで通るわたしみたいな人もいて、いろんな人でコミュニティが成り立っているから、自分で価値を決めてしまう前に、挑戦してみてください。

あなたは何ができますか?よりもあなたは何がしたいですか?と問い続けられる人になりたい。

MAKERS UNIVERSITY 4期生の応募はこちらから



ありゃ、ちょっときれいな文章になっちゃった。あまり好きじゃないなあこの感じ(笑)




友人とシーシャに行きます。そして、また、noteを書きます。