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エヴァ アニメ 3話

本編


エヴァ乗ってる。
「おはようシンジ君、調子はどう」
「慣れました、悪くないと思います。」
「いろいろ覚えた?」
「多分…」
やけにテンション低い。声も目も死んでる。どしたん?話聞こうか?

「しかしよく乗る気になってくれましたね、シンジ君」
「人のいうことにはおとなしく従う、それがあの子の処世術じゃないの?」
大人連中はシンジ君が嫌がってることは分かってるし、シンジ君も大人連中が自分をエヴァに乗せたいと思っていることをわかってる。

「目標をセンターにいれてスイッチ…」 *5
目が死んでる。


ミサトさんとリツコさんによる、シンジ君に友達がいない原因

朝。ミサトさんは寝てる。シンジ君学校行く。超テンション低い。

「どう?彼氏とはうまくいってる?」
「かれぇ?ああ、シンジ君ね、転校して二週間、あいかわらずよ、未だに誰からも電話はかかってこないのね,,,」
「あいつ、ひょっとして友達いないんじゃないかしら」
「シンジ君て、どうも友達を作るには不向きな性格かもしれないわね」
リツコさん、ヤマアラシのジレンマの話をする。

シンジ君が痛みにおびえて臆病になってる説を唱えるリツコさん。
ミサトさん、「大人になるってことは近づいたり離れたりちょうどいい距離を見つけ出すことだ」。

この二人が結局何を言いたいのか。多分リツコさんは、シンジ君が痛みにおびえて臆病になっている(せいで、自分が他人に近づくことができてない)と言いたいんだと思う。次のミサトさんも、大人になるってことは(自分が)近づいたり離れたりすることで調節するってことだと思う。

「自分が他人に近づいたら、(自分が?)傷つくことになる」と、近づいた後の痛みを想像しちゃうから接近できないんだ、というのがリツコさんの説。

ミサトさんはさらに一歩進んで、「近づいて傷ついたら離れればいい」とかの意味も入ってるように見える。ミサトさんは積極的な人間(かつ魅力的)なので、他人との距離感が自分の制御可能なものに見えているような感じがする。


クラスメートとの交流

クラスメート三人の登場。ミリオタと妹が入院したからずっと休んでたジャージ。妹想い。
エヴァが暴れたせいで町が壊れたことにイライラしているジャージ。
シンジくん、事件後に転入してきたから浮いてるっぽい。
租界で出てくのはわかるがわざわざ来るやついないよなー。

授業。2000年に隕石が南極に落ちてやばいことになったらしい。セカンドインパクトとかいうらしい。

メールで、「碇君がパイロットってほんと?」
ちょっと考えたすえ、YESと返答。超盛り上がるクラスメート。
選ばれた方法とか怖くないかとか聞かれてちやほやされる。
ミリオタはつまんなそう。

「すまんな―転校生、わしはおまえを殴らないかん、殴っとかな気が済まへんねん。」
ジャージの妹の事情を説明するミリオタ。「ま、そういうことだから」
「僕だって、乗りたくて乗ってるわけじゃないのに…」
帰ってきて、すました顔して目をそらしてるシンジ君を殴るジャージ。

庭で寝てるシンジ、殴られたところをレイに見られた。
レイは非常招集の連絡をしにきただけらしい。次の使徒。


使徒の出現

報道管制のせいで、様子は見れないらしい。
使徒の出現感覚は前回は15年空いて、今回は二週間しか空いていない。
ミサトさん「こっちの都合はおかまいなしか、女性に嫌われるタイプね。」

「父さんもいないのに、なんでまた乗ってんだろう」
ジャージのフラッシュバック
「人に殴られてまで…」

父さんそんなに重要ファクターだったのか。結局父に言われても拒否してたじゃん。最初にエヴァに乗ることを決意したのは、父の命令ではなく、傷ついたレイを見たタイミングだった。

父さんに「乗れ」って言われたら反発したいけど、それはそれとして「乗れ」とは言われたいみたいな話なのか?

それともレイが怪我してるからーみたいな言い訳があるとおとなしく父の命令に従えるとか?「ほんとは乗りたくないんだけど、いやーレイちゃん怪我してっからなー、仕方なくね、仕方なく」みたいな…


クラスメートの無責任な行動と、爆伸びしているyoutubeチャンネル。

戦いを見守る義務があるんじゃとか言って外に出ようとするミリオタ。口が上手。
今回は一応作戦があるらしい。まあ歩くだけでいいとかいってた初回がおかしいよな。

緊張して作戦失敗。恐怖で固まるシンジ君、逃げる。5分で沈黙するっぽい。ボコボコに殴られる。戦場近くにいたクラスメートの二人が危うく死にそう。二人がいるから本気を出せないシンジ君。

二人を操縦席に入れる作戦を提案、越権行為だと怒るリツコさん、無視するミサトさん。

二人を操縦席に格納成功、ミサトさんはいったん退避を命じる。
しかし、退避命令出てるのに「逃げちゃだめだ」とか言って発狂、使徒への攻撃を開始。発狂しながら赤玉を刺す。勝ったのに泣いてるシンジ君とそれを見るクラスメート二人。


シンジが学校に来ない。

シンジ君来なくなって3日らしい。
「あれからどないしてんねやろ」
「心配なの」
「別に心配っちゅうわけや…」
「とうじは不器用なくせに、強情だからね、あのあと別れ際にでも謝っておけば、三日も悶々としなくてすんだのに、ほら、転校生の電話番号。心配だったらかけてみたら?」

まあ切れた手前「心配してる」とかはいいにくいよなあ。しかもいきなり殴ってるし。ムカつくのはわかるけど、殴るのは距離感ミスだったし。

ただ過剰にクールになるミリオタもなかなか距離ミスってる気がする。クール系中二病というか鈍感系みたいな。シンジ君にいろいろムカついてる感じの描写はあった。トウジが殴ってた時も「事情をわかってるクールキャラ」みたいな感じだしてたけど、ちょっとすっきりしてたんじゃないか


感想

なんか超ビビッてたのに二人入れたらいきなりぶちぎれて攻撃しだした。

他人の命の危機と、「逃げ」がキーワードっぽい。ただその反応は結構違って、レイの時(1話)はエヴァに乗るだけだったけど今回は退却命令を無視して特攻してる。

「身内を守るために、逃げずに命張る」ってまとめると、典型的な男らしい男。ただシンジ君、やる時は男らしくなるけど、日常生活とか、戦闘でもギリギリになるまでは男らしくならない。そのあたりの微妙さが思春期とか父親との関係がぎくしゃくなのと関係あるのかもしれん。


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