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大人たちが、毎日ゲームをする理由

朝。電車に乗ると目に入るのはスマートフォンに向かう人の群。
その人たちのスマートフォンの画面にはゲームゲーム漫画ゲームゲーム。

最初東京に来た時、結構びっくりしたのを覚えている。

スーツをきた大人たちって、ゲームしてるんだ...

相当暇なんだな、東京って、本当は忙しくないのかぁ

そう思った。


それから数年。

"暇だからゲーム" 説よりも有力な説が私の中で話題になっている。

"自己効力感を感じたいから、ゲーム" 説

だ。


ほんと、ほぼほぼこれなんじゃないかな。


過酷なお仕事に耐える大人が筋トレにハマるのと同じ要領だ。

筋肉は努力を裏切らない」のと同じように、「ゲームも努力を裏切らない」のかも。


お仕事は、時間をかけたからといって、想いを込めたからといって、すぐに目に見える形で実を結ぶとは限らない。(長期スパンでは、きっと良いことがあるんですけどね)いつ、誰が見てもわかりやすい成果が出るかわからない。

それでも、前に進み続けなくてはいけない日々の中で、時間をかけた分だけ、やっただけわかりやすくレベルがアップしたり、得点が稼げたり、キャラクターが成長したりする「ゲーム」は、自己効力感を取り戻すツールなのかもしれない。

今思えば、小学生のときだって、ゲームをする周りの子供達は、勉強よりもお手軽に、「進歩」や「成長」を感じたかったのかもしれない。

だから、あんなにゲームにはまっていたのかも。

(私の家はゲーム禁止だった。その影響か、そもそも私はゲームが欲しい/したいとも思わない子供だった)


この説は、今私の中でかなりアツイ。

もちろん中には、ピュアにゲームが好きな人もいるとは思うのだけど、結構、自己効力感のために、無意識にやっている人が多いのではないかなー


この、「無意識にゲーム」が減るためには(別に、減らす必要があるとは現時点ではそこまで思ってはいないけれども)お仕事や、家庭など、日々の中での小さな進歩をみんなで祝福できる仕組みができればいいのではないかな。

ムムム


とりあえず、今日はここまで。

最近の私の中でアツイ「ゲームをする大人の心理」でした。


おわり

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