日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ、シリーズ『神の御住まい(幕屋)』5幕屋の上に掛ける四枚の幕とその意味 - 牧師の書斎 ①

日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ、

シリーズ『神の御住まい(幕屋)』

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幕屋の上に掛ける四枚の幕とその意味 - 牧師の書斎 ①

『“神に召された一人の偉大な指導者”が誕生すると、奴隷状況にあった一つの民族が解放されて、神の使命に生きる偉大な民族と変わりゆきます。その最初の選びがイスラエル民族にありました』。

神に出会い神の力に加持されたカリスマ的指導者、神の人、モーセの秘密力こそホレブの山での神と顔と顔を合わせての出会いの経験でした。

後に出エジプトしたイスラエルの民はこのモーセを指導者として40年間の荒野生活を通ってきたことはこれまでで学びました。

このイスラエルを導くモーセが常に神と顔と顔を合わせて交わっていた霊的な磁場が幕屋の中の最奥部(神の至聖所)です。

幕屋の学びを続けて参ります。

5. 幕屋の上に掛ける四枚の幕とその意味①

【聖書箇所】

出エジプト26章1~14節、
36章8~19節

以下の図にみられるように、幕屋に掛ける幕を造る指示(出26:1~14)と、それを造ったことの記述

また、あかね染めの雄羊の皮で、天幕のおおいと、じゅごんの皮で、その上にかけるおおいとを作った。
(出36:19)から、

幕屋に掛ける四枚の幕とその意味について取り上げます。


朴 潤稙著「神の救済史的経綸から見る幕屋と契約の箱」の画集より引用(掲載許可済)

聖書は必ず内側から外へ、神に近い所から遠くへの順で語られますが、私たちがそれに近づくためには、外から内へ、遠くから近くへの順になります。

それゆえ、今回の「幕屋に掛けられる幕」について、外側の幕から見て行きたいと思います。

なぜ幕が四枚なのでしょうか。

またそれらの幕が幕屋の全体を完全におおっているのはなぜなのでしょうか。

そうした問いの答えも見出したいと思います。


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