「具体と抽象」感想文

上司から9月にお借りしていた本を今朝の勉強時間に読んだ。
その上司とは部署は違うがよく気にかけてくださる上司で、体調不良の時もメッセージを下さった。

職場に復帰した直後にお借りした「具体と抽象」という本を仕事が忙しくなくなった10月後半からは読む時間はあったのに、なんとなく今まで放置してしまった。
でも読み始めると1時間と少しで読み終えれた。

この本では
1.抽象化することは物事を考えたり行動したりする上で必要なこと=具体化だけが良い訳ではない
2.具体化と抽象化をバランスよくできる、行き来できることが重要
3.抽象化は際限無くできる

上記3つのようなことが私の中で残った。

ちょっとしたことで働く上で生じていたイライラや怒りの感情、諦めの感情等についてはこれらで対処できるように思えた。

しかし実生活で実現することは難しい。とも思った。
この本を一度読んだだけで全てがわかるわけではない。

大学時代に「論理学」という授業があり、法学部であった自分は必要かな、と思って教養ではあったが履修した記憶がある。
その時にもっとこの本の内容が反映されてたらおもしろかったのかもな、ともぼんやりと思った。
当時はテクニックの論理学のみを学んでいたに過ぎないと思う。
実生活に落とし込めるだけでよりこの学問への興味は変わったと思う。

これも具体化なのかな、まだまだ私は具体化の世界にいるようだ。

終わり

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