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夏と紫陽花。

東京に住んでみて最初に感動したことは、
『四季が暦通り楽しめること』でした。

北海道出身の私にとって、それはとても憧れで。
3月に見る桜、蝉の声が響く暑い夏、金木犀が香る秋。6月の梅雨でさえ、最初の年はとても新鮮に感じたことを今でもよく覚えています。

そんな経験を経て今年再び北海道へ戻ってきた私は、改めてその気候の違いに楽しさを感じています。



今日は朝に余裕があったので、通勤前に少し遠回りして普段行かないパン屋さんへ寄ろうと思ったのですが、
その道中で鮮やかなブルーが目に入り、吸い寄せられるように寄り道をすることに。

紫陽花が鮮やかに咲いていました!

北海道の紫陽花は、6月の梅雨の時期ではなく7月上旬の初夏に見ごろを迎えます。
関東で見るより小ぶりな印象ですが、遠くからでも目に映える淡い色がとても可憐でした。

梅雨のしっとりした空気を彩る満開の紫陽花も好きですが、からっとした爽やかな季節に見る北海道の紫陽花も、私は密かに気に入っています。

ここは神社の境内だったので、ついでにお参りもしてきました。
手水舎も紫陽花で可愛らしく飾られています。

天気も良くて清々しい風が吹く朝の神社。
たまには早起きをしてみるものだと、ちょっと得をした気持ちになりました。


気温によっては8月頃まで見ることができる北海道の紫陽花。
トンボが飛ぶ風景と一緒に楽しめるのは北国ならではかなと、四季の違いに改めて面白さを感じます。


身近なものも、離れてみたり、また近寄ってみたり、視点を変えることで見える風景が変わってくる。
近すぎても遠すぎても、見えないものはたくさんあるので、それを念頭に何事にも距離感を大切にしたいものだと改めて思った一日でした。



では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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