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自由になるために。

テレビ番組のアナザースカイ、日本にいる時よくみてました。

私のアナザースカイは、フランスのパリ!

と言いたいところなんですが
私のアナザースカイは「スロベニアのクランスカゴーラ です!!!」


どこ?


ここ!

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キレーーーーー!!!!!でしょ!こんな場所が地球上にあることに本当に感動しました。

音楽院生活一年目が終わった後の夏のバカンスすぐ、わたしは先生に誘われてスロベニアのクランスカゴーラというところへ1週間のstage (講習会)へ行きました。

大自然に囲まれて、個人レッスンと、イタリア人とオーストリア人のその日出会ったメンバーとカルテット。その人たちがすごくいい人で、空き時間に車を走らせて少し離れたブレッド湖まで連れて行ってくれたり。

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ブレッド湖での写真。

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まっっっっっっしろスワンちゃん❤️水が半端なく綺麗。。。。(セーヌ川濁ってるからな。。。。)


あとはその講習会では先生、生徒含めて結構人がいましたが、日本人が私だけで、同じ音楽院に通う仲間もいない。この1人ってのがめっちゃ良かった。


みんなとは意思疎通が出来…ないことの方が多かったけど、先生からフランス語で言われてることはだんだんわかってきた時期。

この講習会中に先生が私に言ってくれた言葉が、今も私の支えとなり、目標となっています。

「サクソフォンや音楽を学ぶためにわざわざパリまで来なくていいんだよ。日本の音楽もサクソフォンもレベルが高いし、いい先生もいっぱいいるからね。でも、カナは日本でたくさんストレスを抱えてきた。色々あったんでしょう?カナはここに来たことで、自由になることが出来るんだよ。」(当時のわたしのフランス語力での訳)

先生や、このヨーロッパの環境が、わたしのことを受け入れてくれてる。

自由になるために、わたしはここにいていいんだ、と私にとっての留学の意味がはっきりと言葉となった瞬間でした。

この大自然のおかげで心の中にあったかたい団子になった紐が少し緩んだような。


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これはスロベニアを離れる朝、湖へ向かうための川沿いをお散歩したときの。こんなに気持ちの良いお散歩はしたことがない。気持ちよかったなぁ。。。。


余談ですが1週間英語とフランス語が混じって、最後の先生の質問に思いっきり「Yes!」って答えたことまじで恥ずい。「カナさん、、僕はフランス語話せるよ…笑」言われました。


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ここは、冬はもちろんスキーができます。住んでいる人たちは、働く前にスキーちょっと滑ったりするんだとか。。(ほんま?

スキーなんて朝飯前ってやつかぁ。。。。


先生の言葉の中に出てきた「ストレス」についても、ポツポツ書いていこうと思っています。