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華生ばかり #0121

 なんにも思いつかない時は、ブルボンのお菓子を食べながらぼーっと旅動画見てます。こんにちは、吉川華生です。あまりにも何も思いつかないので、旅動画を流しっぱなしにして、加湿器の水を入れて玄米を炊いてきました。このコロナ禍ですが、ギミリス的には明るい話題がたくさんあってハッピーです。番組を続けているうちに、学生だった人はどんどん社会人になりますし、独身だった方はご結婚されてお子さんができたりしますし、私たちパーソナリティも老いてきたりとか環境がちょっと変わったりとか細かいですが変化はありますし、どんな生活をしていても時間って過ぎていくものなんだなーと実感してます。だったら是非、充実した時間を過ごしながら生きていきたいなと、ふと思ったりしました。改めてコウカさん、コウ太郎のご誕生おめでとうございます!(最近また自分の顔に飽きてきて自撮りをすること自体アホらしくて仕方ないので、画像は過去のものを使いまわします! お許しを!)

■ゲーム声優時代のお話

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 こないだ、Twitterの方で珍しくゲーム声優として忙しくしていた時期のことをちょっと呟いてて、それに伴って当時のことを色々思い出してきたなぁーと。ゲーム声優としてのデビューは、彩文館出版さんの「love Forever -Progress-」という作品の「椿彩奈」っていうツンデレ娘だったんだけど、それ以前に、同じ彩文館さんの「ダイモン」っていう作品(この作品自体はボイス無し)の主題歌「いつまでも、どこまでも」っていうのをいきなり歌ってるんだよね。まーーこれが、今聞くと「ド素人!!」って感じで、良く言えば「めちゃくちゃ初々しい!! かわいい!!」って感じ。今や、ネットのどこにもないと思う。まぁ20年ぐらい前の単発の主題歌だからねー。当時24歳だからね。そりゃ可愛いわ。右も左もわかんないで歌わされてる感がすごいあったなぁ。

 その次が「雪語り」っていう、えーっと、メーカーさんの名前なんだっけな……あ、tarte。タルトさんだ。このゲームメーカーさんとは後々すごい仲が良くなって、最終的には社内のキッチンに肉じゃがとお味噌汁作りに行ったからね。この作品の「新倉明日香」というキャラクターは、とにかくめちゃくちゃイラストが可愛いというのもあったと思うんだけどすごく好きで、今でも収録時の光景とか、自分が出してた声とか、ものすごく記憶に鮮やか。(但しこの作品はコンシューマ化した際に別の声優さんに変わっているので、そこは当時むちゃくちゃ悔しかった)一個だけ確定なのは、この新倉明日香というキャラクター、ゲームデビュー作の椿彩奈より遥かにド下手くそ。もう聞いてらんない。思い出せば、あー明日香ってああいう声、って自分で思い出せるんだけど、信じられないぐらい下手。彩奈は明確に「喧嘩っ早くて勝ち気」っていう分かりやすさと、キャラ絵の雰囲気から感じ取れる声のイメージっていうのが持てたんだけど、二作目「雪語り」の明日香に関しては、勝ち気なツンデレという部分で彩奈と通じるところはあったんだけど、兎にも角にもキャラ絵が可愛すぎて、こんな可愛いキャラの声、私無理!! みたいな苦手意識から入ってしまったんだよね。だから、めちゃくちゃ恐る恐るお芝居してて「思い切り」みたいなのがないというか、今の私がディレクターだったら「もっと背筋伸ばしてちゃんと声出せ!!」って怒鳴ってただろうなぁみたいな感じ。あんなにモヤモヤした芝居のツンデレは、後にも先にもやったことないと思う。そういう意味でもコンシューマー化は嬉しくて「追加シナリオとかでリベンジできるかも」みたいな期待があったんだけど、当時、美少女ゲームがコンシューマに移植されるってなったら、一般の有名声優さんにキャスト変更されてしまうのが結構ザラにあったから、例外に漏れずこの作品もそうなってしまって、すごく残念だったのを覚えてる。

 ここからは記憶が曖昧で「この作品!」ってならないんだけど……

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