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「交渉アナリスト2級」を取得しました

土日集中講座で取得しました。
記念にアウトプットします。

そもそも「交渉アナリスト」ってなに?

「交渉アナリスト」とは特定非営利活動法人「日本交渉協会」が認定する民間資格で、MBA レベルの交渉知識と交渉技術を身につけた実践者の育成を目的としています。

引用「「交渉学」とは? | 交渉術・交渉力の資格「交渉アナリスト」|株式会社トランスエージェント

4つの階級があるようで、今回受講した2級は「交渉アナリストに必要な基本的技術を習得した」とみなされる資格だそうです。

交渉にまつわる資格があること自体、社内で話題に挙がるまではまったく知りませんでした。

なんで受講したの?

・お客さんとやりとりする機会を業務でいただいているため、交渉学について学んでおいて損はないと思った
・プライベートでの交渉ごとが好きだから (家電量販店など)

土日集中講座のカリキュラムがすばらしい

今回は土日集中講座をえらびました。

初日の午前まではインプットのみを行いました。
具体的には、交渉の種類や具体的な戦略、陥りやすい認知バイアスなど。

初日の午後からはひたすらアウトプット。
用意された台本に沿って実際に交渉を行ってみたり、グループワークを行ったり。
実践してみた結果の振り返りタイムもあり、自分にとってはかなり効果的な学習法でした。

交渉学の専門用語がおもしろい

知らないうちにやっていたことにも専門的な用語があることを知り、興味深かったです。

たとえば、BATNAというワード。

■ BATNA (バトナ)
交渉者がその交渉で合意できなかった場合に取りうる他の選択肢の中で、もっとも満足度が高いもの。
Best Alternative To A Negotiated Agreement

引っ越し業者のお見積もり時に電話したとします。
「他社でXXX円のお見積もりだったので、それよりも安くなりませんか...?」

この「他社でXXX円のお見積もり」の部分がBATNAにあたります。

「いやそれより安いのは無理」って言われたら交渉をやめればいいので、引き際がわかります。
また、BATNAが強いほど有利な条件を引き出せます。

なんでか謎だけど普段からよくやってました。

どんな人が受講するべき?

お客さんとやりとりする立場の人は受講しておいて損はないです。
たとえば、営業・PMなど。

お客さんとやりとりしない立場の人でも、社内の会議・家庭内などに活かせると思います。
興味があったらぜひ受講してみてください。

あらゆる業種の人が参加しているので、新たな考えに触れるきっかけにもなります。「その発想なかった...」の連続で楽しかったです。

あとがき

「じゃあもうバリバリ交渉できんの?」と聞かれたら「うーん...」です。
まだまだ実践不足なので、次の段階である「交渉アナリスト 補」も機会があれば受講したいです。

交渉は勝ち負けではなく、お互いにとって最もメリットのある選択肢を考えることが大切」ということを改めて学べました。
そういう気持ちでお客さんと接すればより良い提案ができるんじゃないかなと思います。

お読みいただきありがとうございました!

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