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活動10年、細く長く続けるコツ

こんにちは、でこぼこままです!

高校生、中学生2人の凸凹息子達の母です😊

ASD傾向で元不登校の長男
ADHD傾向で起立性調節障害の不登校次男

私は凸凹特性持ちのアラフィフです

私事ですが、
2024年は、
スマイルステップの活動が丸10年
節目の年です

ささやかに、会員さん親子で
お祝いしました


久々の調理実習
オムライス りんごのコンポート


ありがたいことに、
会員メンバーはほとんど一緒で
10年前から
仲良く楽しく、
時に参加者
時にボランティア
していただいています。

元々は
子どもが発達障害がある、
ということで繋がっていましたが、
今もママ友どうし仲が良いです。

10年といえど色々ありました。。。

空気が読める子どもに育って欲しい

そういう思いで、
SSTの教材を共同購入し、
SSTの実践のために、
ママ友5人で作った団体が
スマイルステップです。

振り返ったらこの10年間、
本当に色々ありました。

①補助金を断念。

子ども達に実践してきたこのSSTを、
もっとこの地域に広げたい。

実践者として、会長として、
私は設立1年が過ぎて立ち上げ2年までに貰える市の補助金をいただこうと思い、
書類を書いていたのですが、
ストレスで
病原性単核球症という病気になり、
2週間以上続く高熱と頭痛、ヘルペス状の口内炎で
断念しました。

病気になったことは、
振り返ったら正解でした。

断念した経験から、
私達の活動は

“自分達のできる範囲で出来ることを”
と言う現在の活動の方針になっています。

②経済的な理由で教材購入を断念

SSTは2018年の3月までの4年3ヶ月ほど行いました。
ですが補助金もない中、これ以上の負担が難しかったため教材購入を断念しました。

他にSSTを学べないかと模索する中、
調理実習が良いのでは?と考え、
“自立のための調理実習”と称して、
月1で開催することにしました。


自立のための調理実習


この判断も、振り返ってみれば
大正解でした。

調理は総合的なSSTだと思います。
大きな流れの中で、自分が何をするか。
繰り返し行うことで手順が分かってきます。

手が空いた時に何するか?
指示待ちにならなくなったのは大きい成長でした

また、
これまでのSST実践は
会長の私が子ども達に教える、というスタンスでしたが

調理実習は副会長含めてママさんたちが主体。

お出かけをした日曜日に調理実習して食べて帰る事が、
お出かけついでに調理して食べて帰る

“家で作らなくてもいい”事が

会員さんの楽しみになっているようでした。

何より、我が家も
完全不登校で家にいた長男が、
この活動だけは参加してくれていました。

長男の外出のきっかけにもなった調理実習は、
当時の私の心も支えてくれました。


③コロナ禍で2年活動休止に


2020年の年始からコロナ禍になり、

施設を借りること自体も難しくなり

会長の判断で、
活動休止にしました。

子ども達も多くが中高生で、
団体の役目は果たしたと思いました。

「このまま活動は終わるんだろうなあ」
当時の私はそう思っていました。


④会員の提案で2022年再び再開

2022年。
私の活動を長く支えてくれていた
副会長でもある友人Tから
「うちの実家の畑や山で農作業をみんなでするのはどうかな?」
と提案があり、

繋がっていたメンバーに声をかけて

Tさんの実家の畑で野菜を作りはじめました。


畝づくり


タケノコ掘り
びわの袋かけ
栗ひろい
じゃがいも、さつまいも、玉ねぎ

とにかく色々やってみました

一方で
1年間活動をしていて、
大きくなった子どもが一緒に来れない時が多々あり、
親子での活動の限界も感じた1年でもありました。

“来年度どうするか?”

その時の会長である私の判断は。。。。

⑤親の居場所を作る


1年やってきて、
私が副会長の友人Tに言ったのは

「子どもが大きくなってついてこないのは
成長であり、嬉しい事。
子育てが終わりかけてる親の居場所があっても良いんじゃないかな?」

ちょうど、
保護者支援も少しずつ浸透してきたこの頃。

2023年〜スマイル農園の二期からは、
積極的に保護者のみの参加もオッケーにしました。

最初は子どもがついてこないって嘆いているかたもおられましたが、
農作業をすると
親同士自然と話が弾むんです。


落花生収穫と柿の収穫。
親も豊作だとテンション上がりました!

2024年、今年も、もちろんやりますよ💪
楽しみ😊

⑥大きくなった子どもたちはというと。。。

2022年の秋から、
御縁があって、
発達障害と不登校の
“運動の居場所”
お気楽バドミントンを始めました。

実は、
スマイルステップで一緒に活動してきた子どもたちの何人かは
バドミントンの方を手伝ってくれています。

お気楽バドミントンは、
外部講師と会長の私を主体に
募集形式で参加者を募るという
初めての試みでした。

会員の子ども達も
もちろん最初はストレス解消に参加していたのですが、

半年を過ぎたあたりから、
片付けや、
小学生の参加者の相手をするようになり、

2023年9月からは学生ボランティアという形で手伝って貰っています。

しなさいと言った訳ではないのに、
自然とこういう形になったのは
本当に嬉しかったです
(親としても)

長くなりましたが、
何だかんだで色々ありましたが
10年続ける事ができました。

⑦長く続けられた理由

「知らないうちに長く続いてた」
これが私の正直な気持ちです。

広げることを断念し、
出来る範囲で楽しいことをしようと続けた結果ですから。

法人化しないんですか?
と言われたこともありました。


これに関してはまた別途書こうと思いますが、
私の個人的な考えは、
「私達の活動をモデルケースとして、自分達で頑張って立ち上げてほしい」
の一言につきます。


今でも、
自分達の出来る範囲で
楽しいことをする
楽しくないものはやらない

という思いでやっています。

本当に出来る範囲で楽しいというのがキモで。
10年間続けられたのはこれのおかげです。

また書きます👌

見て下さってありがとうございました😊

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