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『凡人が天才に勝つ方法』から学ぶ:プロフェッショナルへの道

つんく♂さん、知ってますか?
モーニング娘。をはじめとする、ハロプロのプロデューサーです。
私自身、アイドルが好きで、ハロプロの楽曲で育ったと言っても過言ではないレベル。
そんなつんく♂さんが、本を出しました。

『凡人が天才に勝つ方法』

私からすれば、つんく♂さんも、じゅーぶん天才だと思いますが、そのつんく♂さんが「僕は凡人だ」と言っています。
その上で、『凡人が天才に勝つ方法』なんて本を書いてくれたのだから、読まないわけにはいかない!

今回は、『凡人が天才に勝つ方法』からプロとして生きていく方法を学んでいきます。


1. プロとは何か?

天才に憧れる人間は多いもの。
ぽんっと偉業を成し遂げる人間に、人は憧れと畏怖を抱きます。
が、天才なんて、ほんとに滅多にあらわれないですから!
ということで、この本は天才じゃなく、凡人がプロになって天才に勝つ方法が書いてあります。
プロだったら、天才よりはなれる気がしますよね。

この本では
プロ=クライアントや流行りを汲んで仕事できる人。
天才=アイデア(世の中を変えるような)が降ってくる人。
アマチュア=好きなことをする人。
と、単純明快に定義。

この三者が三すくみの関係になっていると教えています。

2. プロになるための心構え・方法


では天才に勝てるプロになるために必要なものはなんでしょうか?
天才は、自分の世界で偉大な発見をするため、世の中を変えるような発明や方法を思いつきます。
しかし、世の中の大部分のクライアントが必要とするものを提供できません。
それは「ニーズ」と「トレンド」です。

天才は、この二つを理解して、必要なものを作れないんですよ。
だけどプロは違う。
この二つをきちっと理解して、クライアントの望む仕事ができます。
ここが一番のプロの強みです。

プロはクライアントのニーズを理解し、世の中に必要なものを作ることができます。
そして、そんなプロになるために一番必要なのが「量」

質より、締め切りをつくって完成させる。
量をつくることが大切
だと、つんく♂さんは教えてくれます。
一旦、〆切までに完成させて寝かせる。必要な時にまた磨く。
この繰り返しにより、人は徐々に需要にこたえられるプロになっていくのです。

プロになる!

3. プロデュース業への応用

とくに嬉しかったのが、プロデュース業についても書いてあったことですね!
モーニング娘。から派生して様々なグループアイドルや最後のソロアイドルと言われる松浦亜弥まで、多くのプロデュースをしてきたつんく♂さんの話が聞けます。

その中で伸びる女の子というのは必ず「とりあえず、提案されたことを素直にやってみる」というのが印象に残りましたね。
松浦亜弥といえば、あややの名称で、とにかく可愛い!ことを売りにしたアイドルでしたが、最初の印象はまったく反対の落ち着いた女の子だったそうです。

この話を聞いた時、とても納得しました。
あややって、可愛いで売っていましたけど、コンサートの裏側や、ファンしか買わないようなDVDでは結構肝っ玉母さんでしたから
その性格の女の子が、つんく♂さんに提案されたからと正反対の可愛いアイドルをやりきる。
これぞ、女性アイドルの面白さじゃないでしょうか。

私も女性を輝かせるプロデューサーとして、女性の才能を伸ばす、企画提案をしていきたいと思っています!

凡人が天才に勝つ方法は……


凡人がプロになって天才に勝つには、とにかく量!
経験を積んで、量をこなすこと。
足踏みしている暇があったら、とにかく行動ですね。
私も行動の大切さを実感する日々です。
さらに「女性の才能を伸ばす企画提案をする」という軸からぶれずにやっていきたいと思います。

まとめ

というわけで、『凡人が天才に勝つ方法』からの大切なポイントは、やっぱり「行動すること」
天才じゃなくても、コツコツと量をこなすことで、プロになれるんだっていうのが、つんく♂さんのメッセージでした!

みんな、なれない天才になろうとするんじゃなくて、自分で天才に勝てるプロになって道を切り開いていましょ。
私もプロデューサーとして、この教訓を忘れずに、前向きに頑張ります!

この本、自分を成長させたい人には本当におすすめです。
プロになるって、意外とシンプルなんですよ。と教えてくれます。

みんなも行動あるのみ!
自分の夢に向かって、一緒に頑張りましょ!



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