最終面接前に起こったすごい出来事

就活の初期の頃、最終面接前に起こったすごい話。

最終面接当日、指定された時間の10分前くらいに会社のロビーみたいなところに入った。

そして椅子に腰掛け、ものすごい緊張感であらゆる臓器が飛び出しそうになりながらも、担当の人が来るのを待っていた。

時計とかロビーに飾ってあるトロフィーとかをみながらなんとか気を紛らわせていたら、ついに時間になった。

すると間も無く、左側から知らない男性が近づいて来た。

「五十嵐さんですか?」

最終は今までと違う知らない担当者さんがいきなり来るんだ、、
と思いながらも、

「はいそうです!本日はよろしくお願いします!」
みたいな感じで答えた。

「では行きましょう。」

言われるがままに男性について行った。

「もう体調は大丈夫ですか?」
と聞かれた。

コロナ禍だから体調について聞いてるのかな?と思い、
「はい!良好です!」
みたいな感じで返した。すると、

「この後は出勤ですか?」

え????

「え、あの、出勤というか、最終面接に来たんですけど、、。」

「はい?」

「え??」

お互い混乱状態であった。

「確認ですが、五十嵐〇〇さんですよね?」

と聞かれた。
全然下の名前が違うではないか。

なんと同じ時間帯に同じ場所で、別の「五十嵐さん」という人と待ち合わせをしてる別の人がいたのだ。

危うくその人について行きつづけて
最終面接に間に合わなくなるところであった。

早めに間違いに気づいたので、すぐロビーに戻った。

すると、最終面接の案内担当の社員さんと、
別の五十嵐さんがいた。

勘違いコントみたいな感じで面白かった。


結局その最終面接は落ちてしまって、
志望度が高かったのと、ここまで来て落ちるかよという悔しさで普通に泣いた。

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