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そもそもの前提条件(初期設定)を変えたら、勝手に現実が変わった話

前回の記事で、「内側の溜まっているエネルギーを出したら、勝手に人間関係が変わった体験談」とお話しました。


前回の記事はコチラ⇩


今日は、「そもそもの前提条件(初期設定)を変えたら、勝手に人間関係が変わった私の体験談」を話してみたいと思います(*^^*)




★「怒る人、恐い人」というイメージの上司


以前、勤めていた会社の上司に、Bさんという男性の方がいました。

(前回の記事とは別の会社です)


Bさんは当時50代で、普段は穏やかで優しい感じの方でした。

ですが、時々私にとってはBさんの発する言葉がキツく感じたり、

私の言葉や言動がキッカケで急に不機嫌になったりすることがあり、

私はいつからか

「Bさんは怒る人」
「Bさんは恐い人」

と思うようになりました。


ここで大事なポイントですが、実際のBさんがどんな人かはまったく関係ありません。


本当に「怒る人。恐い人」なのかの真偽はどうでも良くて、私の中のBさんのイメージがそうだということです。


私の中のイメージ=前提条件が、

「Bさんは怒る人」
「Bさんは恐い人」

になると

私はBさんに対して

委縮するようになりました。



★父と重なり、委縮してビクビクする日々


私の父は支配的な側面があり、そういう環境で育ってきたため、父とBさんが重なっていた部分もあると思います。


私は父にビクビクしたり委縮していた子供時代の感覚に取り込まれ、それをBさんに対してもやるようになりました。(無意識的にですがww)


たとえば

「Bさんにまたキツイことを言われるんじゃないか」とビクビクしたり、

怒らせないようにBさんの顔色を伺うようになったり、

「Bさんが不機嫌になるのは私が悪いからだ」と自分を責めるようになったり。



(補足しますと、人には境界線があり、私の感情や機嫌や行動などは私の責任、Bさんの感情や機嫌や行動などはBさんの責任です。

Bさんが不機嫌になるのはBさんの問題であって、私の問題ではないのですが、境界線が曖昧だった私は、Bさんの不機嫌は私の問題なのだと思い込んでいました)


私がBさんに委縮して、ビクビクしていると、私のその態度がBさんの気に障り、関係はとてもギクシャクしていました。


(人は

誰かに顔色を伺われると

相手のビクビクした態度から

「何か言ったら、怒りだすんじゃないか」という相手の思いを無意識に感じ取り、

「そんなにビクビクするほど、自分は恐いと思われているのか?
そんなに器が小さい人間だと思われているのか?」

と感じるそうです)



★もしかして、そもそもの前提条件が違っている?


Bさんとギクシャクして、どんどん関係が悪化しているように感じた私は

「どうしたらいいんだろう…」

「どうやったら関係が良くなるんだろう…」

「Bさんとはこれからも仕事で関わらないといけないのに…」

と深刻に悩み、

「なんとか解決しなくてはならない」

と四六時中、目の前の問題について考えるようになりました。


そんな時です。



ふと

「Bさんは怒る人」
「Bさんは恐い人」という
そもそもの前提条件(初期設定)が違っているのではないか

とインスピレーションが降りてきました。



前提条件(初期設定)が
「Bさんは怒る人」
「Bさんは恐い人」

 

私が委縮してビクビク。
怒らせないように、いつもBさんの顔色を伺う。

 ⇩

私の態度にBさんがイラッとする

 ⇩

Bさんのイラついた雰囲気に、さらに私がビクビクし、

ますます
「Bさんは怒る人」
「Bさんは恐い人」
という前提条件が強まる


という循環になっているのではないか

と思ったのです。



★前提条件を変えたら、現実が変わった


そこで

私は、実験のつもりで

そもそもの始まりである前提条件を

「Bさんは優しくて、面白くて、器のおっきい人」

に変えてみることにしました。


(前述したように、実際のBさんが本当にそうであるかはまったく関係ありません)



すると

何ということでしょう(笑)


Bさんとの関係が、みるみるうちに変化していきました。


ギクシャクして、トゲトゲしていた雰囲気が、なんだか和やかな雰囲気に変わり、普通に会話したり笑いあったりするように。



★なぜ、前提条件を変えたら現実が変わったの?


私は、Bさんに対し、優しくて、面白くて、器のおっきい人になってほしいと願ったわけでもないし、相手を変えようとしたわけでもありません。


目の前の現実を何とか変えようともしていません。


私はただ、

私の中だけで

「Bさんは優しくて、面白くて、器のおっきい人」

と決めただけです。


ただそれだけで、なぜこんな風に現実が変わったのか?


私はおそらく、こんな感じ↓↓なのではないかなーと思っています。


前提条件(初期設定)が
「Bさんは優しくて、面白くて、器のおっきい人」

 ⇩

この前提条件だと、私はBさんに委縮したり、ビクビクしたりしなくなる。

「怒らせないようにしなきゃ」と身構える必要がなくなり、
彼と話す時にいつも張っていた心のバリア(緊張)が解ける。
=私の素が出てくる。 

緊張が解けて、リラックスした私のエネルギーをBさんが受け取る。

私の心のバリアが解けることで、Bさんは「自分は受け容れられている」と無意識で感じる。

私に話しかけやすい。
Bさんも身構えずに、私とリラックスして話せる。

 ⇩

Bさんの柔和な雰囲気を感じた私は、さらにリラックスしてBさんと話せる。

 ⇩

ますます
「Bさんは優しくて、面白くて、器のおっきい人」という
前提条件が強まる。

という循環になったのではないかと思います。



★実験のつもりでやってみると、執着になりにくい


ちなみに、私の感覚としては、実際の現実が変わる変わらないは別として、「そういう前提条件にしたら、現実はどうなるのかなー♪」とちょっとした実験のつもりでやっています。



だから、目の前の現実が変わらないなら、「あ、変わらなかった」「変わらかったという実験結果が出た」という感じ。


私の感覚としては、前提条件を変えた時点で、わりと目の前の問題はどうでも良くなっているというか、、(笑)

「現実が変わっても、変わらなくてもどっちでもいい」となっていて、どっちでもいいんだけど、気づいたら勝手に現実が変わってるというケースが多い気がします。


不思議なんだけどねww



逆にこれが

「絶対、目の前の現実が変わってくれないと困る!!」

「何とか変わってくれーーーー!!」

「変わってくれないと、私は幸せになれない!!」

だと、私の場合、全然変わらないのがほとんど🤣🤣



たぶん、その意識だと必死過ぎるあまり執着になっていて、執着しているからこそ現状が硬直状態になるのではないかと思っています。



★あなたが設定している前提条件はなんだろう?


私がここで話している「そもそもの前提条件(初期設定)」とは、いわゆる「思い込み」「信念」です。


思い込みや信念は、深い意識(無意識)にあるものなので、普段は気づきにくいです。


普段は気にもしていない思い込みですが、じつはこんな風に自分の感情や行動、そして現実に波及しています。


(無意識は、個人無意識と集合無意識があり、集合無意識は国、地域、会社、性別、家族など大小さまざまなものがあります)



なにか現実で悩みや問題が生じて

「目の前の問題を何とかしなくちゃ」
「解決するにはどうしたらいいんだろう」という思いに駆られた時、

具体的に何か解決策を考えたり、行動したりするのも1つの方法だと思います。


ただ、もし、今あなたが

「いつも同じようなことで悩んでしまう」
「根本的に解決したい」

と感じているなら、


良かったら解決方法の1つに

「この問題において、私が設定しているそもそもの前提条件(初期設定)って、なんなのかなー?」と、自分に問いかけてみる。

というのを加えてみてはいかがでしょうか?
◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡


もしかしたら、問いかけてもすぐに答えが見つからないかもしれません。


(深い意識のことなので、顕在意識に上がってくるまでにタイムラグがあったりします)


ですが、自分に問いかけておくと、あなたが日常生活を送る裏で、問いの答えを脳Google先生はずっと検索してくれます。


そして、検索がヒットした時にインスピレーション、もしくは人の口やテレビや本などを通してという形で、あなたに知らせてくれますよ♡


もし試しにやってみて、感想や感じたことなどコメントでシェアいただけたら、とっても嬉しいです(*^^*)


今日も読んでくださって、ありがとうございました♡


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