変な家
今日は「変な家」というテーマの文章を書きたいと思います。
随分前に「変な家」という大ヒット本を読んでいたのですが、今回、それが映画化されたということで、さっそく劇場で観て来ました。
佐藤二郎、間宮祥太朗、川栄李奈などが出演しております。
映画は本よりもホラー系が強く、怖いシーンが何度も出てきました。驚かされるシーンもいくつも出てきました。
個人的には、映画も悪くはないんですが、本で読む方が面白かったです。
しかし、大ヒットした原作の映画化ということで、面白い要素もたくさんありました。
まず、家の間取りが変っていうこの切り口がおもしろいですよね。そんな切り口がテーマの本や映画ってないでしょう。ですが、これが一気に作品に引き込まれる要素にもなってるんです。
誰もが家に住んでるし、間取りが変な家ってどういうこと?って想像できるから興味が湧くんですよね。もう、そこから事件性の匂いがするんです。知的好奇心が内側から湧き立ってくるんです。
そして、次第に変な家の謎が明らかになってくるわけですが、シンプルに気持ち悪いしきたりが出てきたり、狂ったような世界が現れたりするんですが、このカオスな感じが「変な家の理由」に繋がってて、そこも見所になってます。
殺人を行うための家ってなんだよって話なんですが、それを「変な家」という形でコンテンツ化したのはおもしろいですね。
変な家2も書籍で出てるようですから、これも読んでみたいと思います。
この作品は本で1ページずつ次の展開を知っていく方がおもしろさが得られる作品なんじゃないかと思います。
まぁ、佐藤二郎、間宮祥太朗、川栄李奈などの演技力が素晴らしく、映画もすごく良いんですけどね。
個人的にはホラー要素を極力減らして、知的好奇心が満たされるような映画化が良かったです。
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