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ビバ⭐︎アジア飯


昨日のオンライン料理教室。

数種のメニューの中から
選んでもらう式のプライベートレッスンの今回は、
アジア飯でした。


実は私、
昔は東南アジア料理が苦手で。
なんとか克服したくて、当時、

おススメされたレトルトグリーンカレー(本場味)を試してみるも、
加熱している最中その匂いで撃沈。


一人ランチで東南アジア料理の店に入ってみるも
美味しさは感じたのだけど
お腹に合わず撃沈。


パクチー嫌いを克服したくて
パリの軽食屋さんで
ほんの少しパクチーが入った
ピタサンドを食べてみるも
そのほんの少しのパクチーの存在感がすごすぎて
撃沈。
(結局抜いて食べる)


だったのだけど。
味覚って変われるもんですね。

きっかけは
今回のレッスンメニューでもある、カオマンガイと
ガパオライス。

日本で、先輩と行ったタイ料理屋さんで食べたこれが
ほんっとにおいしくて
一気にドはまり。
家でもよく作るくらいになった。

グリーンカレーに関しては
パリの職場のシェフが作ってくれたそれが
もうほんっとにおいしくて
一気にドはまり。
グリーンカレーペーストを買って
パリの家でも作った。
(過去に加熱中の匂いだけでダウンしていたとは思えん)




そんなこんなで奇跡の大克服を果たし、
夏になると
「あ~ビールとアジア飯食べたい~!」
と思うようになった。
パリにいると、
和食でもなく韓国料理でもなく、
エスニックが無性に食べたくなる時がある。

移民が多いこの街では
必然的にいろんな国の料理と出会う。
それに、慣れてきたのかもしれない。



レパートリーのひとつとして
メニューに組み込み試作を重ねた昨日のレッスンはこんな感じでした◎



・カオマンガイ
・ヤムウンセン
・トマトと卵のふわとろ炒め




カオマンガイ、
「海南鶏飯」や「シンガポールチキンライス」とも呼ばれるこちらは、
茹で鶏とその茹で汁で炊き込んだご飯が
とっても美味しい東南アジアといえばの料理。


今回は別々ではなく
ご飯に鶏肉も
一緒に炊飯器で炊き込んで
手軽さと鶏の出汁をご飯に染みこませてうま味凝縮を狙った。
もも肉でも良いのだけど、
むね肉の方がさっぱりでヘルシー。
私はむね派で、女性目線でヘルシーはやぱり嬉しいだろうと
勝手な独断でむねに決定。


そして力を入れたのが
このソースと、自家製フライドオニオン。
ソースはいくつか作って食べ比べ、
個人的に一番おいしい比率を生み出した。
とにかく最強に、ご飯が進む味。

フライドオニオンは本場でも付かないとは思うのだけど、
絶対美味しいだろうと合わせてみたら
その勘は大当たり。
とはいえフライドオニオンって、
買ったところで意外と使わなかったりする。
(サラダにかけたりいろいろ使い道はあるのだけど)
そして海外のものに関しては
意味不明なほど量が多い。

それなら簡単に
それっぽいものを作ってしまおうと
こちらも試行錯誤。


油で揚げる
となると一気にハードル高くなるので
(少量のために面倒くさいよね)
フライパンで揚げ焼き。
先にレンジで水分を抜いてあるので
すぐに火も通るし、
油を拭き取りながら炒っていけば
ちゃんとカリッとなりながらカロリーオフにもなる。

この香ばしいオニオンとこのタレが
このレッスンのカオマンガイのキモだと自負している。



タイ風春雨サラダのヤムウンセンは
具沢山でヘルシーに。
春雨サラダにはいろんなレシピがあるのだけど
タイ料理の基本、
「甘い・酸っぱい・辛い」
を重視した調合に。
ナンプラー100%だと少し癖があって
それはそれで本場っぽいのだけど、
今回は醤油と割ることで
本格的ながら日本よりの味にしてみた。

パクチーが苦手な方は、
万能ねぎを入れても良いし、
「ほんの少しのためだけにきくらげ!?」
という方はわかめでもOK。




トマトと卵のふわとろ炒めは
元々は台湾でよく食べられる一品。
ふわっと炒めた卵に、
トマトの柔らかい酸味がよく合って、
ご飯にもしっかり合うから
ご飯にのっけてヘルシー丼にしてもいいと思う。

少しのコツをつかむだけで
水っぽくならず、卵もふんわり仕上げることができて
何より超簡単で栄養も抜群だから
おススメの一品。



工程は多そうなのだけど、
覚えてしまえば意外と簡単なエスニック。
昨日のレッスンでは、
雑談込み込みでわいわい盛り上がりながら
お料理もしっかり丁寧に作ってくれました。

終った後は
綺麗に盛り付けた写真と共に
嬉しいメッセージも送ってくれて、
一人喜び、共にホッと胸をなでおろす毎回のパターン。

いつもありがとうございます!☺︎



翌日はこんな風に
お弁当箱に詰めてみた。

どれも冷めてもちゃんと美味しいから
お弁当にもおすすめ◎







今月も楽しいレッスン
ありがとうございました☺︎















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