見出し画像

「うつとサウナ」イベントを応援しています


ペイ様

突然のお手紙失礼します。
北海道の下川町というまちで移動式サウナをしているかなりあついです。

『うつとサウナ』というイベントの開催のお知らせをみて思わず筆を取りました。

私も、うつで休職した後にThe Saunaでのヘルパーをしていました。
蒸 -五箇サウナ-のキリちゃん、カジさんと同じ釜の飯を食べた仲間です。
今は随分と元気になりましたが、3ヶ月に一度名古屋に戻って受診しています。
同じ愛知県出身、サウナを生業にしているというところが似ているなと思っていました。

きっとこういう、自分のことを安心して語れる場所がなかなかありませんね。(症状が良くなかった時にはサウナに行く元気もなかったし、自分のことを話しても否定されるような良くないイメージばかりが浮かんできて、なかなか話せなかったのです)

私の前職は保健師という仕事で、毎分毎秒が人の命に関わる判断の連続という毎日で、職場に通うまでの電車でも立っていられなくて…
「仕事中に泣かない」「終業までプロの顔をして立つ」というのを最低限の目標にして過ごしていました。とっても大変で薬の調整も追いつかなくなって、もう本当に死ぬしかないかなと思っていました。
一応、健康のプロフェッショナルのはずですので「これはちょっとまずいな」ということで休職しました。
その後にちょっとずつ元気になってきて自分でリワークプログラム的なことを取り入れてみよう、とまず朝起きて、図書館に行くとか。
少しずつ体を動かすことを始めようとしていたタイミングでThe Saunaに行きました。

そうして、なんだかんだ偶然が重なって今は北海道にいます。
なんとなく人生こんなにハードモードじゃなくても良いのになあ、という人に、このイベントが届きますように。
遠くからですが応援しています。

雨雲にも体調を崩しがちな今日この頃ですが、どうぞご自愛ください。

かなりあつい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?