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-30℃でサウナをやりたくて、サウナを作っちゃった話

こんにちは。かなりあついです。
「サウナ作りたいよー!」と言いはじめ約2年。
やっと形になりました!
今回は、北海道の下川町へ移住に至った経緯と完成したサウナについて書きたいと思います。

なんで移住したの?

私はもともと移住をかんがえていたわけではありません。
それがたまたま、名前も知らなかった北海道の小さな町「下川町」と出会いました。
『-30℃の中でサウナをやりたい』
やりたくなってしまったので住んでみることにしました。
このあたりは移住促進サイトSMOUTのインタビューでお話した記事がわかりやすいかなと思います

下川町を訪れたのは2月。マイナス30度まで気温が下がる中、早朝に山まで連れ出された谷山さんは、その光景に息を飲みました。
「あー今ここにサウナがあったらいいのに、と思いました。いつか自分がサウナをもつことがあったら、こういうところにもちたいなと思いながら帰ったんです。」

https://lab.smout.jp/hokkaido/shimokawa-cho/220208

サウナのこだわり

川とか雪原とか、下川にはいいロケーションがいっぱいあるから、どこにでも行けるように軽トラの荷台に小屋を乗せて、それをサウナにしようと思いました。

軽トラの上にのせた小さなサウナ小屋。

自分のサウナを作ってみて、「ここがいいぞ!」という推しポイントはこちら。

地域材を使ったサウナ室

下川町の地域材であるトドマツを使いました。
木のぬくもりを感じるサウナになりました。
サウナの軽量化のために、下川町内の木材加工所から薄く加工してもらって断熱材をサンドしています。

少し高めのベンチ


座面を高くすることで、アウトドアサウナでありがちな「足があたたまりにくい」を回避しました。
また、高さの制限があるのでちょうど頭の上にこぶしひとつ分のスペースができるギリギリの高さです。
2人ならゆったりちょっとつめて3人が一度にサウナを楽しめます

パワフルなストーブ

ストーブは小樽の新保製作所のトトノエーラを使いました。
軽トラは、積載350Kgまでという制限があるので、
・軽い
・サウナに十分はパワーがある
・薪がいれやすい
という点から選びました。テントサウナと比べると薪の持ちもよく燃費がいいなと思っています。

ヴィヒタの贅沢使い

ロウリュ用の水は、夏に下川町の森から作った白樺の葉を使ったヴィヒタの香りがひろがります。
ちょっともったいないと思われますが、良い香りを楽しんでいただくためにヴィヒタは使い捨て。(翌日の焚き付けになります。)
ALLしもかわのサウナになっています。

イベントやってます!

この「どこでもサウナ」に入るチャンスをおしらせ!
2023年2月3日(金)~2月5日(日)・2月10日(金)~2月12日(日)の計6日間限定で、札幌のエクセルホテル東急さんで体験することができるんです!

プレオープンの様子がこちら。
最高なのが伝わるでしょうか…!



どうして札幌にしもかわのサウナが出張したのか?


2022年のアイスキャンドルミュージアムの様子。
2023年は2月11日~12日下川町で開催。まちのいろんなところにアイスキャンドルが並びます!


下川町のアイスキャンドルミュージアムに合わせてアイスキャンドルの灯りが照らす中庭、そこで冷えた身体を温める下川町の地域材を使ったサウナトラック、下川町の白樺のヴィヒタ・・・幻想的なしもかわの癒し空間が広がっています。

この中庭しもかわ化計画は元々ホテルスタッフさんのアイディアでした。

下川町公式noteより



都会の一流ホテルと人口3000人のまちのコラボがどうして実現したのか?はこちらをご覧ください。

実は、下川町は「SDGs未来都市」に制定され、様々な取り組みをしているのです(移住するまで知らなかった!)
この「どこでもサウナ」は、地域資源の魅力を再発見するために地域材の針葉樹を活用しよう、という狙いがあり試作したものなのです。

どこでもサウナをやりに行きます!

軽トラが入れるところなら、そこがサウナになります。
夢がひろがりませんか?

どこでもサウナのプランはこちらから。
6月にはフレッシュヴィヒタ作りのワークショップもありますよ!



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