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再読 少年H

<お知らせ>
新曲公開しました。これを聴くと隙間時間が30%アップするので、ぜひ聴いてください。→ 『片目で踊れ
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少し前にはなりますが、「少年H」の再読を完了しております。

現在、基本的には「本を読む」というと本当に「隙間時間」しか使っておらず、「まとまった時間を取って読書をする」ということはまずないんですけど、今回最後の方は割と読みふけってしまいましたね。

前回の記事で書いた通り、内容については本当に何にも、そのジャンルすら覚えていませんでした。なんとなーくそのタイトルから「少年の爽やかでちょっと甘酸っぱい系の日常を描いた話…だったっけ…?」とか思って読み始めたんですけど、「少年の日常」という部分以外は少々違っていました。

「少年の目から見た太平洋戦争」ですね。少年の目から見た時代の激動っぷりがリアルに書かれています。

すごく面白かったんですけど、これも前回書いた通り、この本を入院中の姉に差し入れてるんですよね、オレ様。なので読了した時の最初の感想は「これ見舞い品として適していたかしら?」でした。初めて読んだ時にはよっぽど盛り上がったんだろうなあ。

またさっき「少年の爽やかでちょっと甘酸っぱい系の日常を描いた話…だったっけ…?」と書いた通り、たしか以前読んだ時の読後感はひと言でいうと「爽やか」だったと思うんですよね。でも今回は「爽やか」という感想はあまり持ちませんでした。これって読んだ時の自分の年齢的なものなんでしょうかね。「どの立場の登場人物に感情移入しやすいか」という意味で。おそらく最初に読んだ時と今回の再読とで、読後感は全く違うと思います。

ところで高校の最後に組んだバンドのボーカルがしょっちゅう「あー戦国時代に生まれたかった」と言っていました。「世界がぐっちゃぐちゃに混乱している時代に、己の力でのし上がってみたかった」ということらしいです。当時のオレ様にはあまりピンと来なかったんですけど、今はなんとなくわかります。激動の時代に自分ならどうやって生きるかって、ちょっと興味ありますよね。


「エスカトロジー」は「終末論」という意味です↓↓↓
カナシバリ - 未来型エスカトロジー(Lyric video)


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