見出し画像

別世界の同世代”シンガポール・ソーシャル”

Netflixオリジナルドキュメンタリーの「シンガポール・ソーシャル」

シンガポールに住んでる、20代の若きフレンドグループを追ったドキュメンタリードラマ。「クレイジーリッチアジア」を見た後にみるとシンガポールの文化が理解しやすいかもしれない。20代の若者の恋愛や友情、家族、仕事に悩まされる日々を追っているのだけど、何と言ってもスケールが大きい。めちゃくちゃ大きい。でも「ゴシップガール」みたいに内輪で恋愛がぐちゃぐちゃっていうのはなくて、それぞれ彼氏や彼女がいたりして悩んだりしてる。

シンガポールって、様々な人種が混ざってて中華系の親を持つ悩みだったり、インド人の家族の苦悩だったり、それは見ててすごく面白かった。例えばアジア系の両親を持つとなんでも親に了承を得る文化があるって言ってて、自分も日本人でアジア系だから、なんかすごい共感した。他にも、インド系シンガポール人の彼女はバーレスクダンサーをやってることを親はあまりよく思っていないとか、厳格な家庭に育つ苦労も見る事ができた。

本当に登場してくる人のお金持ちさがハンパじゃない。お昼にちょっとお酒を飲むってだけで、マリーナベイサンズの最上階のバーに行くし、パーティーとかもしょっちゅう。ああ羨ましいなー。私も仲間に入れてーって思う。

悩みがあったりすると仲間が話を聞いてくれたりするんだけど、本当に親友たちだからこそのアドバイスとか見てる私の心にもぐさってくることが多い。自分の恋愛に口を出して欲しくない男とコントロールフリークの女の子が少し喧嘩をしたときに、友達が女の子に「正直にいうけど、被害者ぶる必要ない。仲直りしたいなら、話すしかない。悪気がなかったなら謝る必要ないよ。」って言ってて、もし私だったら、「そうだよね。あなたは悪くないよ。」って言ってると思う。泣いている友達にさらに追い打ちをかけるような言葉なんて言えないから、でもこの人は、どっちも大切な友達だからどっちかの味方なんでできないし仲直りして欲しいからこの言葉をかけたんだと思う。自分も考えを見直そうって思った。

こういうドキュメンタリーめっちゃ好きなんだよねー。シンガポールってアジアなのに規模はアメリカンなかんじかして、でも行事とか文化とかはアジアで人は世界中から集まってて、シングリッシュって言葉があるぐらい外国からの文化を自分たちで進化させたって感じかしてかっこいいなー。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?