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【オールナイトクラブ後に行きたい!】東京都内近郊で朝風呂営業をしている銭湯7選!

私の趣味は銭湯巡りと音楽ライブです。
ライブ後に入る銭湯は格別以外の言葉がありません。特に絶対風呂に入りたくなるタイミングはオールナイトクラブ後です。

趣味の友達を見ていても、オールナイトクラブ後は「デカ風呂」と呼ばれるようなスーパー銭湯に行く人達が多いように思います。
そこで今回はライブ会場を起点として、オールナイトクラブ後に朝から行ける銭湯を紹介します! 
クラブ後にぜひ訪れてください!

※なお、クラブ後にアクセスできることを重視しているため、朝9:00以降のオープンは除外しています。


①新宿エリア

新宿エリアは今最もホットにオールナイトイベントが行われる場所でしょう。その中心は新宿歌舞伎町タワー地下に位置し、昨年(2023年)にオープンしたZERO TOKYO。トー横前で有名な地域です。

そこから最も近い銭湯は「テルマー湯 新宿店」
歌舞伎町の中心に位置するスーパー銭湯で、中伊豆温泉 「神代の湯」より天然温泉を毎日運搬しており、都内で本物の温泉を味わうことができます。

テルマー湯

立地の良さもあり、常に混んでいるのがネックですが、新宿近辺の朝風呂を狙うならまず候補に上がる銭湯です(ちなみにスパ銭なので夜の簡易宿として利用するのもおすすめです)。

ただ、一点注意点があります。現在浴室清掃の時間が3:00~7:00に設定されていて、ZERO TOKYOのクラブが終わりやすい5:00頃はちょうど清掃時間に該当しています。そのため、一度新宿近辺で朝飯を食べてゆっくり向かえばちょうど良いでしょう。

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一方で、7:00まで待ち切れない……値段をもう少し安くできないか……という方もいらっしゃると思います。
そんな方は山手線に少し揺られて、「ひだまりの泉 萩の湯」へ行きましょう。鶯谷駅近くにある銭湯で、朝の6:00からオープンしています!
そして、価格は東京都の銭湯価格である520円(2024年現在)で格安です!広々とした露天風呂を備えている都内でも人気な銭湯の一つです。

ひだまりの泉 萩の湯

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②渋谷エリア

渋谷エリアは都内でも特にライブハウスが多い地域です。
特にclub asiaなどが立地する道玄坂エリアは日本屈指のライブハウス密集地域であり、眠らない街を体現しています。

私自身もオールナイトクラブイベントでよく行くことがありますが、渋谷近辺の銭湯事情はなかなか厳しいと感じています。
「サウナ道場」に代表されるようなサウナ中心の入浴施設は僅かにあるものの、朝から入浴できる温泉をメインとした施設は皆無と言って良い状況です。

個人的に渋谷エリアの場合は思い切って電車に乗って少し移動した方が幸せになれると感じています。なぜなら、渋谷区の東側にある目黒区、品川区は都内でも屈指の温泉地帯だからです。

「武蔵小山温泉 清水湯」は、東急目黒線武蔵小山駅に位置する人気の銭湯です。520円の銭湯価格で露天風呂を備えている上に2種類の温泉に入浴することが出来ます。一方は東京南側でよく湧き出す黒湯で上質なミネラルと保湿効果を備えています。もう一方は、黄金の湯と呼ばれるヨード泉で神経痛、筋肉痛に効果があるとされています。まさにクラブ明けにはぴったりですね。

清水湯は日曜日限定で朝の8:00からオープンしており、渋谷から電車で15分ほどでアクセスできます。クラブ明けの療養泉としてぜひいかがでしょうか。

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そして、もう一つ、ゆっくり休めるスーパー銭湯として紹介したいのは「おふろの王様 大井町店」です

ニフティ温泉 おふろの王様 大井町店

渋谷から埼京線で10分程度でアクセスできる大井町駅にあるスーパー銭湯ですが、朝の6:30からオープンしています。
そして、朝風呂料金も平日1050円、休日1250円とスーパー銭湯としては非常に安く、オールナイトイベントで出た汗を流すのにおすすめできる銭湯です。その温泉は人工温泉ではあるものの、浴室に大きな露天風呂を備えており、外気浴でゆっくり休むことができます。私が訪ねたのは平日でしたが、土地柄もあるのか仕事前のサラリーマンが多い大衆的な銭湯でした。

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③秋葉原エリア

秋葉原は日本のポップカルチャーの中心地として、海外からも注目を集める地域です。そして、アニメ系のオールナイトイベントと言えば、秋葉原にあるMOGURAを欠かすことはできないでしょう。

また、秋葉原エリアは江戸時代から住宅地が密集している下町地域であり、都内西部に比べて銭湯も多い地域となります。
その中でも、秋葉原に最も近い銭湯は「燕湯」です。MOGURAから歩いて8分の立地の良さは他を圧倒します。

東京銭湯 燕湯

営業時間は朝の6:00からであり、オールナイトクラブ明けにちょうど良い時間帯です。どうやら秋葉原に野菜市場等があった名残で早くから営業しているとか。その朝湯は非常に熱く、熱いお湯を好んで入ったとされる江戸時代の情緒を感じることができます。
東京の銭湯としては初めて国の登録有形文化財に指定された木造建築も有名なのでぜひ楽しんでください。

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④川崎エリア

川崎エリアは、日本での有数のキャパシティを誇るクラブチッタがある街です。大規模なオールナイトイベントも数多く開催されており、私も何回も訪れたことがあります。

また、川崎エリアは黒湯が湧き出す地域でもあり、東京近郊で最も温泉が多い地域です。

その川崎エリアでも「富士見湯」は川崎駅から徒歩10分ほどでアクセスできるクラブチッタに最も近い銭湯です。
日曜日は朝7:00から営業しており、土曜日のオールナイトイベント後にはぴったりの銭湯と言えるでしょう。外見はまさに銭湯そのものといった建築様式で昭和レトロを存分に感じることが出来ます。
そして、富士見湯という名に相応しく、富士山が綺麗に描かれた銭湯ペンキ絵が非常に綺麗な銭湯でした。

富士見湯

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また、川崎エリアは近郊にも良い銭湯がたくさんあります。

東京側の蒲田にある「SPA&HOTEL和 ーなごみー」は、黒湯が湧き出す蒲田地域で最も濃いお湯が湧き出すことで有名です。

SPA&HOTEL和 ーなごみー

AM11:00~AM9:00の営業時間が魅力的でオールナイトイベントがいつ終わっても訪れることができます。スーパー銭湯なので休憩スペースを備えており、一時的な仮眠を取ることも可能です(なお、9:00までなので途中で退出させられてしまうことに注意です)。
都内の黒湯は保湿成分に優れているため、冬季イベント後の急速な冷え込みに良い効能を示すことができるでしょう。

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まとめ

以上、東京近郊エリアの朝営業している銭湯及びスーパー銭湯を紹介しました。東京近郊にはたくさんの銭湯がありますが、朝から営業している銭湯はごく僅かで、東京銭湯のサイトで検索しても22件ほどしかヒットしません。昨今の人手不足の状況もあるのか朝風呂営業している銭湯は非常に貴重な状況となっています。今ある銭湯を大切に利用していきましょう。

また、オールナイトイベント明けに行く入浴施設の需要があるのも確かですが、今回紹介した渋谷エリアは大規模な入浴施設がありません。個人的には渋谷エリアに新宿のテルマー湯のような温泉を中心とした新たな入浴施設が出来ることを願うばかりです。

そして、ぜひ今回紹介した銭湯に訪れてください!
東京の銭湯は非常に多種多彩で、伝統的な銭湯建築を備えているものから最新型のリノベーション銭湯まであります。
地方のホテルの温泉も良いかもしれませんが、都会のクラブ明けの温泉もまた格別ですよ!

今回紹介した銭湯セットリスト
①テルマー湯 新宿店(新宿区)
②ひだまりの泉 萩の湯(台東区)
③武蔵小山温泉 清水湯(品川区)
④おふろの王様 大井町店(品川区)
⑤燕湯(台東区)
⑥富士見湯(川崎市)
⑦SPA&HOTEL和 ーなごみー(大田区)

※なお、本記事では一般的な銭湯の他にスーパー銭湯も含めて銭湯として紹介しています。

前回のシリーズ②はこちらから


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