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私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

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作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
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#コラム

「2020、私はnoteに小説をアップする」と心が静かに定まったんだ。

頭をからにして掃除機をかけながら心を自由に泳がせていたら、「よし。2020年はnoteに小説をアップしよう」と心が静かに定まるのを感じた。“私は何を怖がっていたのだろう……いや、怖がってはいないな、ケチケチしてたんだな、それと『賞』が……やっぱり『新人賞』が、欲しかったんだ、あきらめられなかった、あきらめたくなかったんだ。わかってる&わかってた。だからまたチャレンジを続けたんだ。そして結果は出なかった。どこまで行っても「ゼロ」。相変わらずの「夜明け前」。だけど、もう一度挑戦し

【1】作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのか?

※これは2018年4月21日(土星は逆行となり、太陽は牡牛座へ)に書いたものです(つまり私はもう「40」!●←ここにムンクの叫びみたいな絵文字いれたい!) この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 * * * 『第61回群像新人文学賞』に応募したのは、去年の10月末のこと。 現在の私の第一目標は「作家として生きていくこと・暮らしていくこと」であり、「新人賞をゲットすること

【2】だから私も“『自費出版』で「作家デビュー」できるのか”、考えてみたんだ。

※これは2018年6月13日(射手座の満月を超え、双子座の新月へとシャープに進む)に書いたものです。 この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 *  *  * 自分のホームページを立ち上げたのは、2ヵ月前の4月16日。 きっかけは、とある『自費出版』の会社に原稿を送り(そう、ネットでポチッと簡単に)、2日後くらいに電話がかかってきて、いろいろと話を聞き、資料を郵送してもらうことに

【3】手持ちのカードをすべて失っても、続けたければ自分でまた用意するしかない秋。

※これは2018年9月15日(宇宙の情報が、もはやすっかり遠い日々・・)に書いたものです。 この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 *  *  * 8月末、文芸社×毎日新聞 『人生十人十色大賞』の結果が発表された。 入賞作のタイトルと講評を読んだら、私が受賞するわけないよ・・と素直に(?)思えた。 ・・なんだ、まるで自費出版じゃないか。 ・・そうだよ、ここは自費出版の会社なんだ

「ほどほどの金」と「安定」の向こう側にある「自由」と「真の謙虚さ」

これを書いたのは、もう2年も前のこと(と書きながら今、「いや、あれから“まだ2年”しか経っていないのか……」と思った。自分の中の『時間』に対する感覚が、ますます“一直線”ではなくなってきている感じがする。まぁ、戻れないことだけは変わらず「確か」なのだけど)。 今朝、目が覚めたあと布団の中でもぞもぞと、スマホの画面をとおしてこれを読み返していた。そして「今日はこれについてあらためて綴ってみたいな」と考えた(おかげで少し早起き。時間がたっぷりあって嬉しい&気持ちいい)。 「自

自由に生きるためには、やっぱり「お金」が必要だよな……を今またここで久々に。

昨日知った『ねじまき鳥クロニクル』の舞台化のニュース(新潮社の村上春樹公式メルマガ?で知ったのだ、遅ればせながらに)。観に行きたすぎて、久々に「お金と自由」について考えている。さらに銀色さんの『つれづれノート36』を読みながら、“こんなふうに生きられるのは(物理的&現実的に)、やっぱり「お金」がある(自分で稼げている)からだよなー”と、冷静に(妬みではなく)しみじみ。 “お金がある”ということは、行きたい舞台のチケットを躊躇うことなく買えるということ。少しあれば高速バスで、