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standFM 楽しい。(のんきまカフェ)

ギランバレー症候群になり、入院・治療が始まった時、
私は首から下は全く動かない状態でした。

更に顔面麻痺も進み、眼球の動く範囲も狭く、
首を持ち上げる事も出来なかったので、
1日中あおむけでじっとしている毎日でした。

そんな時に、心に支えになってくれたのがラジオ。

家族に買ってとねだり、繋いでもらって、
声が流れて来た時の嬉しさは、今でも忘れられません。

発症から丸4年近く経った今でも、
ラジオとCDが聴けるコンパクトラジオは、
私の部屋の片隅に置いてあります。

それまで当たり前だったので、
スマホやパソコンで調べたりが出来ないって
こんな不便なのかと思いました。

だったら本でとも思いますが、
動けないので本でも調べられません。

1日中ほぼ1人。感染症対策でもあったのですが、
廊下から看護師さん等の声が聞こえるのが
唯一一人じゃないって思える音で、嬉しかったです。

なのでラジオから常に人の話し声がする事、
音楽やニュースが聞けるのには、幸せを感じました。
社会から取り残された気がしていたんだろうなと思います。

退院後も、
「声で聴ける物で情報が得られたらいいのに」
という想いは続いていました。
ギランバレーだけではなく、病気ごとじゃなくて
「今困っている事」とかで話したり聞いたり出来てたらと。

動けないだけじゃなくて、焦点が定まらなくて、
文字を読むのが辛かったからでもあります。
「声で聴けたらいいのに」は、切実でした。

先日書いた、7/11のPPH プロジェクトと出会い、
実際に音声配信をされている方のお話や配信を聞いて、
その思いは強くなりました。
プロジェクトでもいろいろな媒体を使った配信をという
話が出たのもあって、始めようと決めました。

気負わずに、気楽に話して、
何かをしながら気軽に聴いていただく、
カフェの様な感じにしたいので、
ブログ名の「のんきまいずむ」より
「のんきまカフェ」と名付けました。

難病カフェを将来やってみたいのもあります。
この方と話してみたいと思っている方に、
慣れて来たらコラボもお願いしようと画策中。

まずは出来る事を調べて勉強します。
やってみたら楽しかったです。
ギランバレーに限らず、色々と
お話しできたらと思っています。

よろしくお願いします。


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