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ぼんぼん社長㊲ 感動創庫🄬LFC入社 毎日note連続1141日目


皆さまこんにちは、元ぼんぼん社長の井上 剛典です。

前回はアパレル通販時代の具体的な内容をお伝えしました。もともとビジネスモデルが良くて始めたのですが、そのモデルが成り立たなくなりました。

社員は私だけでパートさん3人の零細企業としてアパレルビジネスのレッドオーシャンに飛び込み、見よう見まねで何とかやりだしたんですよね。

真剣に取り組んでも大変な世界に素人が飛び込み、日々挑戦の連続でしたが、何とか続けていました。

「門前の小僧習わぬ経を読む」ではありませんが、子どもの頃から見ていたアパレルなので何とかビジネスとして成立していたんです。


その頃ご縁のあった方に教えていただいて、上海や広州に行きアクセサリーや小物を仕入れたり、生産工場を回ったりと生産から販売まですべて関わり、アパレル企業として動いていたんです。

前回も少し書きましたが、当初は先行者メリットもあり何とか回っていましたが段々と参入企業が増え、競争が厳しくなってきました。

当時私が社長をしていたテイクオフ株式会社の1フロアを倉庫兼オフィスとして運営していましたが、だんだんと場所も狭くなり資金的にも厳しくなってきます。

その時のミニマムの生産ロットが800枚~1000枚で、定番で売れているうちは良いのですが、1種類でも売れない商品を作ると在庫などのダメージが大きく経営に大きく影響していたんですよね。

ラブリークイーンでヒットした商品をまねして作っていましたが、常にヒットするわけではありませんでした。


元々ビジネスモデルが良くて始めたので、アパレルに思い入れがあるわけではなく、どちらかというと苦手意識があったんです。情熱を持てないまま取り組んでいたので大変になってくると解決策ではなく「言い訳」ばかり出てきます。

そんなタイミングで父から「通販の事業をLFC株式会社でやらないか?」という打診がありました。

というより「いい加減ふらふらしてないでしっかりと経営者として仕事をしなさい」というメッセージでした。

正直私も「このままではいけない」という思いがあり悩んでいた時期だったんですよね。


それまで一度も就職をしたことが無く、会社に入るというのは正直不安もあったのですが、ビジネスの状況も厳しく資金的な不安もあったので入社を決めました。

まずは通販事業部という新しい部署を立ち上げ、今まで通りアパレル通販のビジネスを進めていきます。

この頃はまだ「将来的には通販事業を独立化し別会社を作る」とか「通販の土台ができたら次はレストラン事業に取り組む」などいろいろと妄想しながら仕事をしていたんですよね。


入社してしばらくし、部長という役職で仕事をしていましたが、その頃はまだ物流のメンバーとは打ち解けず、通販事業部で孤立していたのを思い出します。

それまでずっと社長や店長として仕事をしていたので自分の好きなように仕事をしてきたのですが、ここで初めて自分に上司が出来ます。

当時常務だった加藤さんに毎月の数字の報告をするのですが、いつも厳しい突っ込みが入り、一気に仕事がやりにくくなってきました。


今までは報連相など必要なかったので、社会人として当たり前のことが出来ていなかったんです。

この時に初めて「会社に勤める」ということの大変さを理解し、私は社会不適合者だとあたらめて認識しました。

世の中の経営者の何割かは「サラリーマンができないから経営者をやってる」という方がいますが、自分もそうなんだと再認識したんですよね。


初めて会社で仕事をするという経験を学びながら、仕事に情熱を持つというのはとても重要だと感じました。

経営者がいつも情熱をもって仕事に取り組めれば良いのですが、ビジネスモデルが良いので儲かるからやるという動機では、その動機が無くなった瞬間にやる気も失われるのも理解したんです。

「なぜこの仕事をしているのか」という動機は本当に大切ですよね。

そこで気が付けばよかったのですが、特に対策をしないまま仕事を進めていきます。長くなりましたので続きはまた次回。

ぼんぼん社長シリーズはこちらから


今日の一言
なぜこの仕事をしているのかという動機はとても重要
成長するための実践行動
・「儲かるから」という動機では長く続かない
・社会不適合者なので社長になる人は意外に多い
・いつまでも情熱を持てる仕事に取り組む

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