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推しまで遠くていい

作品を好きになると全部集めたくなるというのは誰しも……特にここnoteに集うオタクの方たちならば経験のない人はいないだろう。

まずは作品を。小説を、音楽を、漫画を、映画を、関連書籍を。

そしてその作者を、出演者を、脚本家を。

更にその人の人生全てを。

日常を知りたくなり、Twitterをインスタをエッセイを読み漁る。

いや、作品と作者は、あるいはアーティスト活動とその人そのものとは切り離して純粋に作品やライブや展示などの活動だけを見たいのであって、別にその人の普段考えていることや日常生活について、そこまでは知りたくはない、という人もいるだろう。アーティストの日常についてはなるべく謎のままでいい、みたいな。

私は熱中している時は瞬間的にその人に割とどっぷりしてしまう事があっても、少し経つと割とあっさりと離れてしまう……熱が続かない方だ。熱しやすく冷めやすい? (でも本当にそこまで好きになった人の作品などは、その後も静かに追いかけている。ホソボソだけど。前みたく、なんでもかんでもじゃあなくなっているけれども)

そして若い頃はその人の……例えば好きなアーティストの日常を綴ったエッセイなども買って読んだりするミーハーぶりだったが、そんなのも本当に若い時、独身時代の時位までの熱で、今はそこまで行くような誰かや何かは無くなってきている。年々そうだ。元々長続きしない熱なのだから、近年はそこまで入れ込める作家もアーティストもなかなかないし、時間も体力もない、というのが実情だ。さほど広くもなく浅い。

だからまぁ謎のままでいい派、なのかな。今はどっちかと言ったら。別に、という感じか。

もう今好きなものに関しては、全然ニワカでいいし、ベスト盤だけしか持ってなくてもいいし、一挙手一投足知らなくてもいいんで、好きな時、言いたい時だけ「俺の○○」とかいう浅いファンでもいいじゃん。

そんなの全部知らないのダメだね、ニワカだね、素人さんだね、本当の昔からのファンならこういうの知らないと、だよね? という人がいたら申し訳ないけど、本当に浅くてごめんなさい。でも別に迷惑かけてないよね? とも思う。

愛が強い人をディスる気は全然ないし、純粋にすごいな! と尊敬もする。そういう人から聞ける「ココがすごいの!」という知識も面白いと思うしためになるし、そういう目で耳で見直したり聴き直したりして、より愛が深まることもよくある(反対に嫌な気持ちになる事もあるので、それはそのファンの人の表現が合わないだけかもしれませんが)。

そんなわけで、最近はずっとスピッツを聴いてる(飛躍)。

いや、昔っから地味に好きだよ。生きてるうちに一度でいいからライブも行けたらいいね。

まだ「みっけ!」買ってないけど、買う。


以前、スピッツの『冷たい頬』て曲が好きで、小説のタイトルに使わせてもらった事はあるけど、全然内容は関係ない。ファンの人に先に謝っとこ。ごめんなさい。




ありがとうございますサポートくださると喜んで次の作品を頑張ります!多分。