GORE-TEXやスノボーウェアを長持ちさせる3つの方法

0. なぜ今回この記事を書こうかと思ったか
最近昔に買ったパタゴニアのウエアのジッパーが壊れ、交換してもらいました。(こちらの対応についても素晴らしかったので、別記事にて詳細を書きたいといます。)
その時にパタゴニアの方に製品を長く持たせる秘訣を聞き、自身がいかに間違った手入れをしていたのかを知りました。
その戒めと、私のように無自覚にお気に入りの服を傷つけてしまっている人が少しでも減り、長くお気に入りの服を楽しんでもらいたいと思ったからです。
今回の記事は、その時にもらった"製品のお手入れについて"と、GORE-TEXの公式ページをもとにこの記事を書いていきます。

目次
0. なぜこの記事を書こうと思ったのか
1. 雨に濡れたら洗濯をしっかりする
2. クリーニングではなく、家で洗濯が推奨
3. 乾燥機にかけると撥水性が復活する

1. 雨に濡れたら洗濯をしっかりする
私を含め、みんなが1番勘違いしている手入れの方法は、雨に濡れたらそのまま乾くまで干しておくことです。
私もGORE-TEXは雨に強いし、あんまり洗う必要がない。洗うとコーティングが落ちて、すぐダメになると思ってました...
これが本当に間違った考えでした。雨は本来非常に不純物を含んでおり、雨に濡れるということはそれだけで非常に汚れるのです。これは雪や汗に関しても同じことが言えます。
なので雨に濡れたら洗う。という普通の洋服と同じようにお手入れをしてあげるだけで、長持ちするお手入れになります。

2. クリーニングではなく、家で洗濯が推奨
本来GORE-TEXなどはクリーニングに出す必要はないんです。
私は毎年2回ほどクリーニングに出してました。なんなら最近は年数も経ち撥水機能が低下してきたため、撥水コーティングまでしてもらっていました。(クリーニングがウェアにダメージを与えているとも知らずに、、、)
あまり知られていないのですが、普通のGORE-TEXや撥水性の機能を持ったウェアは、自宅で選択できるものがほとんどです。
そのためタグを見て洗濯マークの表記に従って、家の洗濯機で洗うだけで十分です。
その時に注意して欲しい点が、1つあります。*それは柔軟剤も、漂白剤も使わず、液体の中性洗剤のみを使用して、洗濯をするということです。*
またなぜ家での洗濯を推奨しているかというと、ドライクリーニングの場合などきれいすすぎにきれいな石油系溶剤を使っているかを確認する術がお店に直接聞いてみるしかないからです。
そのため自宅での洗濯を推奨されています。

3. 乾燥機にかけると撥水性が復活する
私もここ1、2年ほどウェアの撥水性がなくなってきて困っていました。なのでクリーニングに出す際に、撥水加工も同時にお願いしていました。
クリーニングに出すのと同じ頻度で撥水加工もお願いしていたので、約3ヶ月に1回程度行っていたこともあり、新品時と同じと徘徊までも撥水効果を実感できていました。
ドライクリーニングの際に、撥水加工を同時にお願いすることは正しいお手入れなので、これに関しては間違っていませんでした。
ただGORE-TEXなどの撥水性の機能を持つウェアが最近あんまり撥水してくれないな〜と思い始めたら、クリーニングに出して撥水加工をしてもらう前に試していただきたいことがあります。
それは洗濯、乾燥後に、*"乾燥機にかける"*ことです!
えっ?大丈夫なん?と思うかもしれませんが、これはGORE-TEXのページでも推奨されています!(もちろん乾燥機をかけれない製品もありますが)
撥水加工については永続的ではなく、経年劣化はするものの、加工自体は消滅することなく表面に残っています。それを熱を加えることで、復活させてあげるのです。
乾燥機が近くにないよ!という方は、低温・スチームなし・あて布アイロンやヘアドライヤーを表面に当てるのでも効果があるので、ぜひ試してみてください。
それでも戻らない場合は、専用の撥水剤を使用することをオススメします!


今回の記事が少しでも役に立って、お気に入りの服を長く楽しめる人が増えるといいなと思います。
洗剤とか結局何がいいのって方は、下記のリンクも見てみてください。

参考URL
- https://www.patagonia.jp/product-care.html
- https://www.gore-tex.jp/gore-tex-wash-instructions
- https://amzn.to/2SIIWSC


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